足立朝日

子どもたちが楽しく募金 1円玉アートを寄付

掲載:2010年12月5日号
 10月に行われたあだちサークルフェア(学びピア)とAフェスタ(荒川河川敷)で、子どもたちが1円玉の募金でアートを作り上げた。
 楽しみながら募金をしてもらおうというもので、サークルフェアでは事前に地域学習センターに募金箱を設置。当日の呼びかけで集まった1円玉と合わせて、アートの「材料」にした。財布の中を見ながら、「わかっていれば、持ってくるんだった」と残念がる来場者も。
 このアートで集まった1円玉を、生涯学習センター(平野昌暁所長)と青少年委員会(北島一弘委員長)は、区社会福祉協議会に寄付。11月22日(月)、あだちサークルフェア2010実行委員会の林太一委員長とともに区役所を訪問、社会福祉協議会の佐野宏明常務理事と福澤慶一総務課長に、ダンボール入りの寄付金を手渡した。
 金額はサークルフェア1万4030円、青少年委員会1万8493円で合計3万2523円。台紙にしっかりのり付けされていたのを、職員が1枚1枚苦労して剥がしたという。
 「今回の経験を教訓に、来年のサークルフェアでは1円玉アート寄付を、事前に広く周知していきたい」と林委員長は話す。

写真=上/子どもたちが下絵に合わせて1円玉を貼り付け、完成させた
下/左から福澤総務課長、佐野常務理事、北島委員長、林実行委員長、平野所長