足立朝日

緑のカーテンで 今年も夏を涼しく! 今年はヘチマ、朝顔などが人気

掲載:2012年6月5日号
 今年も暑い夏がやってくる。その対策に今年こそゴーヤやヘチマ、朝顔などを育てて緑のカーテンを作ってみよう。今夏は、昨年ゴーヤがたくさん出来て扱いに困った家庭が、ヘチマやキュウリ、朝顔、キウイなどに切り替える傾向が強いようだ。

◆ゴーヤ、ヘチマ、ホップ、キウイ、トウガン
 六町1‐4にある通称 〝エコアパート〟 「花園荘」では、今着々と緑のカーテンづくりが進んでいる。4世帯が住む2階建てアパートの北側(裏側)には、地上から屋根までネットが張られている。「ここには、毎年ゴーヤを植えています」と同荘オーナーの平田昌孝さん(66)。取材の日、ゴーヤの苗は平田家の庭先でヘチマとともにしっかり育っていた。棚にしたキウイ、ブドウも緑の葉がこんもり。キウイには多数の花が咲き、蜜を求める蜂が飛んでいた。
 東側の小道の境界線を作るパイプの塀にもネット。「ここはトウガンを這わせるんです」。そのトウガンは、すでに10㎝近くに育っていた。
 各家の庭先。1軒は、すでにホップ(ビールの原料)の葉が軒先まで茂る。お隣は、インゲンが茂っているが、これは収穫してはずし、キュウリのカーテンにするそうだ。
◆直植えが一番だが……
 環七近くの一ツ家3丁目にビニールハウスが並ぶ花き農家・並木一重さん(61)宅では、今年もゴーヤの栽培、出荷に追われている。6月11日(月)には、お客様感謝デーを実施する金融機関の依頼で、3300鉢を出荷する。並木さんは「今年は、陽気が悪いためか、市場の動きは鈍いね。それと、料理が必要なゴーヤは、実がたくさんついて大変、という意識もあるのか、今年はキュウリとかキウイ、朝顔などが人気のようだ」と語る。
 並木さんが作るゴーヤは、花同様に評判だ。毎年沖縄に行き、良質の種を仕入れてきて、30度に保った発芽室で発芽させ、葉が3、4枚出た段階で出荷する。
 「肥料を混ぜればどんな土でも育つが、直植えが一番。プランターなら間隔は30㎝はほしいし、たっぷりの水やりと追肥が大事だね」
【メモ】「エコアパート」の詳細

写真上から1/「ここへトウガンを這わせて緑の塀にします」と語る平田さん=「花園荘」で
2/ホップのツルが軒先まで伸びた「花園荘」住人のお宅
3/順調に育つトウガン=花園荘で
4/ゴーヤの苗を手に並木さん=一ツ家のビニールハウスで