足立朝日

　今年区制80周年を迎えた足立区と千住に揃った５大学との、「大学提案80周年記念事業」がスタートした。
　その第１弾として、東京未来大学が「シンポジウム『絆』の行動科学～幸福度を高めるモチベーションの話～」を７月21日（土）、東京芸術センター天空劇場で開いた。
　同大は今年４月、日本初の〝やる気〟を科学する「モチベーション行動科学部」を創設。シンポジウムは、自分のモチベーションをコントロールし、周囲を元気にできる地域リーダーの育成を図るもの。
　第１部では近藤やよい区長ら４人のパネリストが、それぞれのテーマで講演。第２部では会場からの質問をもとにパネルディスカッションが行われ、多様化する価値観やコミュニケーションのキーワードとして、「自己肯定感」の重要性が浮かび上がった。
《東京未来大学・公開講座》
　モチベーションを理解し、周囲を元気にしてみませんか？　
①「高校生のための自己肯定力の譲成」＝８月26日(日)、今村亮氏（ＮＰＯカタリバ）②「子育て世代のコミュニケーションスキル」＝９月15日(土)、小谷博子氏(東京未来大学子ども心理学部准教授)、この日のみ無料託児サービス（０歳～未就学児）有り、要申込み、８月10日(金)締切③「高齢社会における幸福感」＝10月14日(日)、高橋一公氏（同大学モチベーション行動科学部教授）。
　①～③いずれも場所は東京未来大学（東武線「堀切駅」徒歩２分）、時間は午後１時半～３時、無料。開催日３日前までに申込む。
【連絡先】東京未来大学シンポジウム・公開講座事務局TEL５８１３・２５２５

写真／パネリストが地域の問題について討論した＝天空劇場で