足立朝日

Vol.182「夫婦漫才」大地真央×中村梅雀

掲載:2017年10月5日号
大地真央×中村梅雀の新境地

「えっ!? シアター1010で大地真央と中村梅雀が漫才!?」
 いやいや、誰もが驚くこのニュースは、実は芝居での話。2001年に、俳優・豊川悦司が脚本を書き、監督も務めたテレビドラマ「夫婦漫才」。これを原作として、個性派俳優でもある池田テツヒロが脚本を担当し、舞台版「夫婦漫才」が誕生した。演出は、幅広い分野で活躍し、その感性と実力が高く評価されているラサール石井。
大地は、三宅裕司率いる毎年恒例の東京喜劇「熱海五郎一座」でラサールと共演。スペシャルゲストとして、そのコメディエンヌ振りを発揮し、観客を笑いの渦に巻き込んだ。その姿を知るラサールが、大地をさらに日本一のコメディエンヌに仕立てるべく演出パワーを発揮。さらに、テレビ・映画等あらゆる役で変幻自在の中村が大地の相方ともなれば、どのような舞台に仕上がるのかワクワク感で心が躍る。
物語は昭和初期。大阪の長屋で隣同士の信子(大地)と伸郎(中村)は、生まれた時からいつも一緒。美しく成長した信子と、ぱっとしない伸郎の「のぶ」コンビは、長屋の人気者だったが、ついに伸郎に赤紙が……。戦後、夫婦となった二人。信子は昼夜働き、子どもと義母の世話に奮闘するが、伸郎は定職にも就かずふらふら。繰り返される信子と伸郎の大喧嘩が、掛け合い漫才のようで面白いと評判に……。
同作品出演にあたり、兵庫県出身でありながら関西弁での芝居は初めてという大地は「漫才師も初めてなので、楽しい舞台にしたい!」と意欲を見せる。中村は、2014年に「夫が多すぎて」(原作=サマセット・モーム)で大地と夫婦役で共演。東京都出身の中村は、関西弁が苦手だが「真央さん相手ならば是非ご一緒したい! 今から胸がドキドキする」と心をときめかせる。
昭和初期から戦中戦後、激動の時代を漫才と共に生き抜いた夫婦の物語。笑いながらもホロリとすること間違いなし。
【日時】11月29日(水)14時、30日(木)13時・18時、12月1日(金)14時、2日(土)12時・17時、3日(日)4日(月)両日14時【料金】9500円、足立区民(在住・在学・在勤)・フレンズ会員割引あり。未就学児入場不可【チケット】TEL5244・1011