7月4日(水)と9日(月)に区内の4小学校で区農業委員の指導のもと、千住ネギの栽培学習が行われた。平野小、千寿双葉小、栗原北小のほか今年度より西伊興小でも始まった。
千住ネギは、戦前まで区内で盛んに栽培出荷されていた江戸東京野菜。現在流通している野菜は1代限りのF1種だが、この授業では種が採れる固定種を使用。千住ネギを子どもたちが育て、次世代に繋ぐことで生命をつないでいくことの大切さや、足立区の農業の歴史、食の大切さを経験しようというもの。
今回は、上級生から下級生への種の伝達式と種まきを実施。千寿双葉小(小幡育代校長)では、5年生(66人)から4年生(72人)への種の伝達式が行われ、5年生からは「大変だったけど育った時はうれしかった。頑張って育ててください」と次の世代へメッセージ。種を受け取った4年生からは「大切に育てて次の4年生へ渡したい」と決意が語られた。
農業委員会の指導でプランターに撒いた種を、今後は8~9月頃に畑に定植して育て、来年1月に収穫。5月に採種され、次の世代へまた引き継がれる。
写真上/5年生(左)から4年生へ種が引き継がれた=千寿双葉小で
下/種まきの方法を教わる生徒たち=同


農業委員会の指導でプランターに撒いた種を、今後は8~9月頃に畑に定植して育て、来年1月に収穫。5月に採種され、次の世代へまた引き継がれる。
写真上/5年生(左)から4年生へ種が引き継がれた=千寿双葉小で
下/種まきの方法を教わる生徒たち=同