「陽気なボウズが地域を回す」――。お寺の一角に本格コーヒーが無料で飲めるカフェを設置したり、月1回の無料の手芸教室を開いて地域のコミュニティーづくりをしている古千谷本町2丁目の全學寺(大島俊孝住職)。その全學寺が、8年前の東日本大震災で大被害を出した宮城県南三陸町を当初から大学ぐるみで支援・交流している大正大学(豊島区西巣鴨)の学生と連携。2月16日(土)・17日(日)にチャリティーイベント「すきだっちゃ南三陸」を開催する。
このイベントは、同寺の大島俊映副住職(35)が同大学地域創生学部の「南三陸」担当である齋藤知明専任講師(35)と友人であったことから話がまとまったもの。
当日は、学生たちが撮った南三陸の写真展(約60点)、ワークショップを行うほか、副住職の友人たちが企画を用意。同町産の米、卵、わかめなど地元の食材を使った無料食堂(2日とも100人分)やボディワーク、演劇、タイのヨガ体操、フラメンコなど。2日とも午後3時から同大出身者が語り部に。4時からは、齋藤講師、副住職らが追善法要を行う。
イベントは、2日とも午前10時~午後5時。参加費無料。
大島副住職は「この東京で、南三陸や被災地のことを感じ取ってほしい」、今回のイベントのリーダーである同大2年の小川清花さん(20)は「私たちが好きになった南三陸の人の温かさ、強さ、自然の豊かさ、食べ物の美味しさなどを感じ取ってください」と呼びかけている。
【メモ】全學寺は、古千谷本町2-22-20、TEL3897・9758。竹の塚駅西口から「入谷循環」などで古千谷本町一丁目下車3分。
写真/イベントの打ち合わせをする学生たちと大島副住職(後列左)、齋藤講師(右)=大正大学で

当日は、学生たちが撮った南三陸の写真展(約60点)、ワークショップを行うほか、副住職の友人たちが企画を用意。同町産の米、卵、わかめなど地元の食材を使った無料食堂(2日とも100人分)やボディワーク、演劇、タイのヨガ体操、フラメンコなど。2日とも午後3時から同大出身者が語り部に。4時からは、齋藤講師、副住職らが追善法要を行う。
イベントは、2日とも午前10時~午後5時。参加費無料。
大島副住職は「この東京で、南三陸や被災地のことを感じ取ってほしい」、今回のイベントのリーダーである同大2年の小川清花さん(20)は「私たちが好きになった南三陸の人の温かさ、強さ、自然の豊かさ、食べ物の美味しさなどを感じ取ってください」と呼びかけている。
【メモ】全學寺は、古千谷本町2-22-20、TEL3897・9758。竹の塚駅西口から「入谷循環」などで古千谷本町一丁目下車3分。
写真/イベントの打ち合わせをする学生たちと大島副住職(後列左)、齋藤講師(右)=大正大学で