政府は4月9日(火)、5年後の2024年に、紙幣デザインを一新すると発表。1万円札の新たな肖像画は「日本の資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一に決定した。1984年に聖徳太子から福沢諭吉に代わって以来、40年振りの刷新となる。それを受けて、マスコミは連日のように渋沢について報道しているが、その中で得られる情報はごく僅か。国民の「渋沢について知りたい!」という声に応えるべく角川ソフィア文庫では、渋沢が記した以下の2冊の緊急重版を決定した。
①『論語と算盤』/角川ソフィア文庫/760円+税
幼少期から儒教を学んだ渋沢が、その知恵を駆使し、拝金主義ではない経済の在り方について論じる代表作。同書には「処世と信条」「人格と修養」「教育と情誼」などの10章の始めに「この章ではここに注目」の項目があり、各章のポイントがわかる心遣いがある。
②『渋沢百訓 論語・人生・経営』/角川ソフィア文庫/743円+税
論語の精神に基づくビジネスマンの生き方をまとめた渋沢の談話集『青淵百話』から57話を精選。自身の経営哲学を後進に伝えたいという思いで、商売上の秘訣を伝授。金儲けと社会貢献の均衡を図る、品格あるビジネスマンの必読書。

幼少期から儒教を学んだ渋沢が、その知恵を駆使し、拝金主義ではない経済の在り方について論じる代表作。同書には「処世と信条」「人格と修養」「教育と情誼」などの10章の始めに「この章ではここに注目」の項目があり、各章のポイントがわかる心遣いがある。

論語の精神に基づくビジネスマンの生き方をまとめた渋沢の談話集『青淵百話』から57話を精選。自身の経営哲学を後進に伝えたいという思いで、商売上の秘訣を伝授。金儲けと社会貢献の均衡を図る、品格あるビジネスマンの必読書。