花畑7丁目にある大鷲神社で行われている足立区の指定無形民俗文化財の「花畑の獅子舞」が、7月14日(日)に開催される。今回は2年後に文教大学もやって来る「花畑」を歩こう。

A厄除けの祈祷獅子舞は大迫力「花畑の獅子舞」
酉の市発祥の地としても有名な大鷲神社(花畑7-15-1、TEL3883・2908)で、毎年海の日の前日の日曜日に奉納される祈祷獅子舞。これは、五穀豊穣、悪疫退散、天下泰平、雨乞いを祈祷して行われている。
始まりは江戸時代の中期といわれ、大洪水があった時に獅子舞の道具が一式、大きな箱に入ったまま花又村に流れてきた。それを見つけた村人が同村の福寿院に納めた。やがて村人たちは戸ヶ崎(埼玉県三郷市)に伝わる獅子舞を習い、鷲明神に奉納するようになった。
獅子は「大獅子」「中獅子」という雄獅子と「かか獅子」という雌獅子の3頭で、6種類の舞を奉納する。
【時間】午前10時~午後4時半(昼休憩あり)※小雨決行(荒天の場合は翌日に延期か中止)
【交通】竹ノ塚駅東口から東武バス「花畑団地」行きで終点下車、徒歩約10分
B福祉施設が運営する障害者を応援するカフェ「cafe roi mimi」
「就労支援施設で作られるお菓子やコーヒーなどの商品を積極的に提供できる場所を作りたい」をコンセプトに、足立区と草加市を中心に福祉施設を運営する㈱ひいらぎが、2017年に飲食店「cafe roi mimi(カフェロワミミ)」(花畑4-39-12、TEL6875・2946)をオープンした。
店内では、就労支援施設から仕入れた商品の販売や、それらの商品を使った調理などが行われている。区内では、竹の塚にある就労支援施設「メロディー竹の塚」から焙煎の前後両方で丁寧に手作業で選別された豆を仕入れ、挽き立てをハンドドリップで入れることで、雑味のない本来の味と香りを楽しめるコーヒーを提供している。
ランチは、野菜やスパイスがたっぷりのカラダが喜ぶカレー(800円※サラダ付き)がおすすめ。このカレーはグルテンフリー(小麦粉不使用)で、化学調味料や添加物も不使用など、おいしさ・安心・安全・健康と全てを兼ね備えたアレルギーの子どもでも食べることができるカレーだ。その他にも限定10食の栄養士監修の日替わりランチ(800円)などもある。デザートには、同社の就労支援施設「あある」で作った無添加の米粉を使ったふわふわの「シフォンケーキ」(300円)も人気だ。
キッズスペースもあって子ども連れでも安心して来れるオシャレなカフェに、お散歩ついでに立ち寄ってみてはいかが。
小さな教室などワークショップの場所貸しなども可能なので、お店のインスタグラム・フェイスブック・LINEなどでチェックしてみては。
※表示価格は全て税込。
★「足立朝日を見た」で7月末まで、店内で食事をご注文の方にドリンク1杯サービス(ランチ限定)
【営業時間】午前8時~午後5時(月に4~5回は午後8時まで営業)、火曜定休
【交通】竹ノ塚駅東口から東武バス「花畑団地」行きで「花畑四丁目」下車、徒歩約2分
C花畑記念庭園「桜花亭」内にカフェがあるの知ってますか?
四季折々の庭木が楽しめる見事な和風の庭園で知られる花畑記念庭園。その庭園にある施設「桜花亭」(花畑4-40-1、TEL3885・9795)内のカフェでは、足立区産の農作物を使ったメニューや季節を感じる料理が味わえる。
あだちベジタベライフ協力店にもなっているカフェで、この夏食べたいのが、足立区産の枝豆(ずんだ)を使った「ずんだ白玉」(200円※数量限定。枝豆の収穫時期のみ)やマヨネーズと絡めて食べるサッパリ「サラダうどん」(450円)、それにリンゴ、ピスタチオ&ベリー、桃の3種類ある「アイスケーキ」(350円)だ。いずれも7月~8月頃(気温の状況により期間のずれあり)のみの限定メニュー。
また先の話にはなるが、冬には足立区産の小松菜(あだち菜)を使った「あだち菜ポタージュスープ」も販売されるのでお楽しみに。
席は28席。窓から庭園を眺めながら食事ができるのも特徴だ。
※表示価格は全て税込。HP
★「足立朝日を持参」で8月末まで、サラダうどん100円引き
【営業時間】午前9時半~午後5時(花畑記念庭園は午前9時~)、月曜定休(祝日および10月1日の「区民の日」は次の日の平日に振替)
【交通】竹ノ塚駅東口から東武バス「花畑団地」行きで「団地入口」もしくは「花畑四丁目」下車、徒歩約5分
D2年後の開設にせまった「文教大学」
4月19日(金)に行われた起工式(5月5日号で掲載)を経て、いよいよ2021年4月の開設に向けて本格始動した「文教大学」(学校法人文教大学学園/野島正也理事長、近藤研至学長)の建設。完成すれば、放送大学、東京藝術大学、東京未来大学、帝京科学大学、東京電機大学に続いて区内6校目の大学になる。
場所はCで紹介した花畑記念庭園・桜花亭の北西、花畑5-6、5-9にまたがる元花畑都営団地跡地で、広さは4万800mと実に東京ドーム1個分と広大だ。東京あだちキャンパスは鉄筋コンクリート造の5階建てで、延床面積約2万2938㎡、建築面積約1万110㎡。
湘南キャンパスから移転してくる国際学部と経営学部の学生は、約1600人。若者たちが増えることで花畑地域の活性化も期待されている。
一般区民向けとしては、食堂や図書館が無料で開放される。区内大学では、東京電機大学(千住旭町5)や東京未来大学(千住曙町34-12)も食堂を開放していて、それぞれ特徴がある。同大学の食堂では、どんな料理が食べられるのか。楽しみに待ちたい。
その他、毛長川に人道橋(歩行者・自転車が渡ることのできる橋)が2021年度末に完成したり、川沿いの道路を公園として整備し、毛長公園が改修されるなど、街がどんどん新しく生まれ変わっていく。
ただ、交通的には竹ノ塚駅か谷塚駅からバスを使わないといけないため、少し不便な場所だ。そのため、今後は大学開設とともに地域が発展していくことで、鉄道なども整備されるようになって欲しいというのが住民の願いである。HP
写真A/迫力満点の獅子舞
B-1/スパイスたっぷりのカレー
B-2/大きな窓で解放感ある店内
C-1/サラダが上にたっぷり乗ったサラダうどん
C-2/見事な庭園で心も身体もリフレッシュ
D/東京あだちキャンパスの完成予定図


酉の市発祥の地としても有名な大鷲神社(花畑7-15-1、TEL3883・2908)で、毎年海の日の前日の日曜日に奉納される祈祷獅子舞。これは、五穀豊穣、悪疫退散、天下泰平、雨乞いを祈祷して行われている。
始まりは江戸時代の中期といわれ、大洪水があった時に獅子舞の道具が一式、大きな箱に入ったまま花又村に流れてきた。それを見つけた村人が同村の福寿院に納めた。やがて村人たちは戸ヶ崎(埼玉県三郷市)に伝わる獅子舞を習い、鷲明神に奉納するようになった。
獅子は「大獅子」「中獅子」という雄獅子と「かか獅子」という雌獅子の3頭で、6種類の舞を奉納する。
【時間】午前10時~午後4時半(昼休憩あり)※小雨決行(荒天の場合は翌日に延期か中止)
【交通】竹ノ塚駅東口から東武バス「花畑団地」行きで終点下車、徒歩約10分

「就労支援施設で作られるお菓子やコーヒーなどの商品を積極的に提供できる場所を作りたい」をコンセプトに、足立区と草加市を中心に福祉施設を運営する㈱ひいらぎが、2017年に飲食店「cafe roi mimi(カフェロワミミ)」(花畑4-39-12、TEL6875・2946)をオープンした。
店内では、就労支援施設から仕入れた商品の販売や、それらの商品を使った調理などが行われている。区内では、竹の塚にある就労支援施設「メロディー竹の塚」から焙煎の前後両方で丁寧に手作業で選別された豆を仕入れ、挽き立てをハンドドリップで入れることで、雑味のない本来の味と香りを楽しめるコーヒーを提供している。

キッズスペースもあって子ども連れでも安心して来れるオシャレなカフェに、お散歩ついでに立ち寄ってみてはいかが。
小さな教室などワークショップの場所貸しなども可能なので、お店のインスタグラム・フェイスブック・LINEなどでチェックしてみては。
※表示価格は全て税込。
★「足立朝日を見た」で7月末まで、店内で食事をご注文の方にドリンク1杯サービス(ランチ限定)
【営業時間】午前8時~午後5時(月に4~5回は午後8時まで営業)、火曜定休
【交通】竹ノ塚駅東口から東武バス「花畑団地」行きで「花畑四丁目」下車、徒歩約2分

四季折々の庭木が楽しめる見事な和風の庭園で知られる花畑記念庭園。その庭園にある施設「桜花亭」(花畑4-40-1、TEL3885・9795)内のカフェでは、足立区産の農作物を使ったメニューや季節を感じる料理が味わえる。
あだちベジタベライフ協力店にもなっているカフェで、この夏食べたいのが、足立区産の枝豆(ずんだ)を使った「ずんだ白玉」(200円※数量限定。枝豆の収穫時期のみ)やマヨネーズと絡めて食べるサッパリ「サラダうどん」(450円)、それにリンゴ、ピスタチオ&ベリー、桃の3種類ある「アイスケーキ」(350円)だ。いずれも7月~8月頃(気温の状況により期間のずれあり)のみの限定メニュー。

席は28席。窓から庭園を眺めながら食事ができるのも特徴だ。
※表示価格は全て税込。HP
★「足立朝日を持参」で8月末まで、サラダうどん100円引き
【営業時間】午前9時半~午後5時(花畑記念庭園は午前9時~)、月曜定休(祝日および10月1日の「区民の日」は次の日の平日に振替)
【交通】竹ノ塚駅東口から東武バス「花畑団地」行きで「団地入口」もしくは「花畑四丁目」下車、徒歩約5分

4月19日(金)に行われた起工式(5月5日号で掲載)を経て、いよいよ2021年4月の開設に向けて本格始動した「文教大学」(学校法人文教大学学園/野島正也理事長、近藤研至学長)の建設。完成すれば、放送大学、東京藝術大学、東京未来大学、帝京科学大学、東京電機大学に続いて区内6校目の大学になる。
場所はCで紹介した花畑記念庭園・桜花亭の北西、花畑5-6、5-9にまたがる元花畑都営団地跡地で、広さは4万800mと実に東京ドーム1個分と広大だ。東京あだちキャンパスは鉄筋コンクリート造の5階建てで、延床面積約2万2938㎡、建築面積約1万110㎡。
湘南キャンパスから移転してくる国際学部と経営学部の学生は、約1600人。若者たちが増えることで花畑地域の活性化も期待されている。
一般区民向けとしては、食堂や図書館が無料で開放される。区内大学では、東京電機大学(千住旭町5)や東京未来大学(千住曙町34-12)も食堂を開放していて、それぞれ特徴がある。同大学の食堂では、どんな料理が食べられるのか。楽しみに待ちたい。
その他、毛長川に人道橋(歩行者・自転車が渡ることのできる橋)が2021年度末に完成したり、川沿いの道路を公園として整備し、毛長公園が改修されるなど、街がどんどん新しく生まれ変わっていく。
ただ、交通的には竹ノ塚駅か谷塚駅からバスを使わないといけないため、少し不便な場所だ。そのため、今後は大学開設とともに地域が発展していくことで、鉄道なども整備されるようになって欲しいというのが住民の願いである。HP
写真A/迫力満点の獅子舞
B-1/スパイスたっぷりのカレー
B-2/大きな窓で解放感ある店内
C-1/サラダが上にたっぷり乗ったサラダうどん
C-2/見事な庭園で心も身体もリフレッシュ
D/東京あだちキャンパスの完成予定図