毎号野鳥の貴重な写真を送ってくれる綾瀬6丁目在住の小久保彰さん(72)がまたまた素晴らしい写真を送ってくれた。場所は、都立水元公園。以下は、そのお便り――。
秋らしくなってきて写真撮りにはうれしい季節。野鳥を求めて都立水元公園へ出発、ポイントにはカメラマンがズラリ。
顔馴染みの隣にチャッカリと腰を下ろして早速撮影開始。「エゾビタキ」が餌を求めて枝から枝へ忙しく飛び回り、食餌にありついた一瞬。鳥も食欲の秋と見えて大きなバッタだった。
しばらく遊んだ後、場所を変えて「ヤマガラ」に会いにいつもの場所へ。ここもまた食事の最中、エゴの実を咥えてご機嫌な表情だった。友人によれば、「しばらくは遊ばせてもらえそう」とのこと、またの機会を楽しみに公園を後にした。
【メモ】エゾビタキ/全長14・5㎝。胸の縦斑がはっきりしているのが特徴。日本では繁殖しておらず、主に秋に通過する旅鳥だ。樹上から空中を飛んでいる虫を追って舞いあがり、捕らえた後再び元の枝に戻ってくることが多い。この行動から、この仲間を英語ではflycatcherと呼んでいる。
ヤマガラ/全長14㎝。背・翼の上面は灰色、腹は褐色。頭は黒色と白っぽい淡い褐色の模様。日本では小笠原諸島を除き、ほぼ全国に分布し、留鳥として繁殖。殊に常緑広葉樹林の林を好み、巣は、コゲラがあけた穴や小さな樹洞などにつくるのが普通。ヒナに与えるのは昆虫類やその幼虫だが、堅い木の実も食べる。ことにエゴノキの実を好み、秋にはくちばしでたたいて穴をあけ、中身を食べている姿をよく見かける。(いずれもサントリー・日本の鳥百科より)
写真上/バッタを咥えたエゾビタキ=水元公園で
下/大好物のエゴの実を咥えたヤマガラ=同

顔馴染みの隣にチャッカリと腰を下ろして早速撮影開始。「エゾビタキ」が餌を求めて枝から枝へ忙しく飛び回り、食餌にありついた一瞬。鳥も食欲の秋と見えて大きなバッタだった。
しばらく遊んだ後、場所を変えて「ヤマガラ」に会いにいつもの場所へ。ここもまた食事の最中、エゴの実を咥えてご機嫌な表情だった。友人によれば、「しばらくは遊ばせてもらえそう」とのこと、またの機会を楽しみに公園を後にした。

ヤマガラ/全長14㎝。背・翼の上面は灰色、腹は褐色。頭は黒色と白っぽい淡い褐色の模様。日本では小笠原諸島を除き、ほぼ全国に分布し、留鳥として繁殖。殊に常緑広葉樹林の林を好み、巣は、コゲラがあけた穴や小さな樹洞などにつくるのが普通。ヒナに与えるのは昆虫類やその幼虫だが、堅い木の実も食べる。ことにエゴノキの実を好み、秋にはくちばしでたたいて穴をあけ、中身を食べている姿をよく見かける。(いずれもサントリー・日本の鳥百科より)
写真上/バッタを咥えたエゾビタキ=水元公園で
下/大好物のエゴの実を咥えたヤマガラ=同