五反野駅から徒歩5分の若松湯(中央本町2-19-11)で9月19日(日)、JR東日本北千住駅の社員4人が、銭湯の清掃を体験した。
JR東日本は、街の魅力を知ってもらい沿線の地域活性化につなげたいと、ウェブサイトやSNSなどで沿線の魅力を発信している。足立区の銭湯数は23区内でも多く、区の魅力の一つでもあることから、その裏側を社員自らが体験し、知ってもらおうというもの。
4人の社員は普段、同駅の「みどりの窓口」で受付やホームでマイク放送の業務などを担当。高梨千恵さんがリーダーとなって企画し、足立区浴場組合支部長の山田知孝さんに相談し、山田さんの経営する銭湯で実現した。
当日は清掃前に、高梨さんが山田さんにインタビュー。清掃は営業終了後の午前0時以降から1時間半かけて行うこと、アルバイトが休みの日はその倍の時間を要することなどを聞いてから、社員たちはいざ実践へ。
4人は脱衣所のロッカーの消毒と消臭した後、浴室で、水風呂や岩風呂の浴槽と、洗い場のカラン(蛇口)と床の清掃に挑戦した。円形のブラシを回転させて磨くポリッシャー(清掃機械)を使った浴室床の清掃に悪戦苦闘。動きを制御しきれず、山田さんが手伝う場面もあった。
4人は山田さんから、タワシの持ち方、バケツを使った水のかけ方など細かい作業方法や、「カランはなぜか水よりもお湯の蛇口のほうが汚れる」などの豆知識を教わり、清掃を終了。
「銭湯はもちろん、周辺の地域や足立区のさらなる活性化に貢献できるよう、周知していきたい」と話した。
山田さんは「思ったより一生懸命やってくれた」と4人の熱意を評価。「今回はサンプル的にうちの店でやったが、次は最寄り駅がJRの銭湯でやってもらえれば」と話している。
今回の体験の様子は、1010(千住、銭湯)の語呂合わせで、10月10 日(日)にウェブサイト(常磐線KNOW)で発信予定とのこと。
また、JR東日本東京支社がインスタグラムで実施した「FUN!TOKYO! えきまちフォトコン北千住駅編」(8月1日~31日)の最優秀賞が、駅から徒歩3分の「梅の湯」の入口を映した作品(@kitasenju_iitokoroさん)に決定。ポストカードにして北千住駅の改札で9月末まで配布された。
写真上/山田店主(左)から床掃除のポリッシャーの使い方を教えられるJR社員たち=若松湯で
下/「梅の湯」を写した「FUN!TOKYO! えきまちフォトコン」最優秀賞作品のポストカード(JR北千住駅提供)
JR東日本は、街の魅力を知ってもらい沿線の地域活性化につなげたいと、ウェブサイトやSNSなどで沿線の魅力を発信している。足立区の銭湯数は23区内でも多く、区の魅力の一つでもあることから、その裏側を社員自らが体験し、知ってもらおうというもの。

当日は清掃前に、高梨さんが山田さんにインタビュー。清掃は営業終了後の午前0時以降から1時間半かけて行うこと、アルバイトが休みの日はその倍の時間を要することなどを聞いてから、社員たちはいざ実践へ。
4人は脱衣所のロッカーの消毒と消臭した後、浴室で、水風呂や岩風呂の浴槽と、洗い場のカラン(蛇口)と床の清掃に挑戦した。円形のブラシを回転させて磨くポリッシャー(清掃機械)を使った浴室床の清掃に悪戦苦闘。動きを制御しきれず、山田さんが手伝う場面もあった。
4人は山田さんから、タワシの持ち方、バケツを使った水のかけ方など細かい作業方法や、「カランはなぜか水よりもお湯の蛇口のほうが汚れる」などの豆知識を教わり、清掃を終了。

山田さんは「思ったより一生懸命やってくれた」と4人の熱意を評価。「今回はサンプル的にうちの店でやったが、次は最寄り駅がJRの銭湯でやってもらえれば」と話している。
今回の体験の様子は、1010(千住、銭湯)の語呂合わせで、10月10 日(日)にウェブサイト(常磐線KNOW)で発信予定とのこと。
また、JR東日本東京支社がインスタグラムで実施した「FUN!TOKYO! えきまちフォトコン北千住駅編」(8月1日~31日)の最優秀賞が、駅から徒歩3分の「梅の湯」の入口を映した作品(@kitasenju_iitokoroさん)に決定。ポストカードにして北千住駅の改札で9月末まで配布された。
写真上/山田店主(左)から床掃除のポリッシャーの使い方を教えられるJR社員たち=若松湯で
下/「梅の湯」を写した「FUN!TOKYO! えきまちフォトコン」最優秀賞作品のポストカード(JR北千住駅提供)