日本財団「海と日本プロジェクト」が実施する「陸上養殖体験」に、弘道小学校(西綾瀬4-7-27)が参加することになり、9月28日(火)「お魚(ヒラメ)受け入れ式」を実施した。
日本財団は毎年このプロジェクトを実施。今年は全国で5校が選ばれ、そのうちの1校に弘道小が入った。また、養殖魚としては育てやすく、病気になりにくいという理由でヒラメが選ばれた。
28日に行われた「受け入れ式」には、5年生2クラス・リモートを含む51人が参加。児童たちの指導に当たるのは、水槽を考案した共催のNPO日本養殖振興会のメンバー。子どもたちに託されたヒラメは、4~5月頃に生まれた10匹(1クラスあたり5匹)。60覆の水槽で育てる予定で、期限の3月頃には30㎝くらいになるという。
ヒラメを前に、毎日の世話や掃除についての授業を実施。「1覆につき35gの『海水』を作って入れ替えること。薄くても濃くてもダメ」
初めてヒラメに接する児童が多く、興味津々。餌やりや糞の始末、体調の変化の確認などを体験することで、命の大切さや、水産資源の貴重さ、海の問題について学ぶことになる。
日本養殖振興会の齊藤講師は「養殖は食べることを目的に行われますが、児童たちには世話を通じて当然愛着が生まれると思います。その愛着とどう向き合い、結局魚を食べることにするのか、別の結論を導き出すのか、その答えがとても楽しみです」と話した。
写真上/お魚受け入れ式の様子=弘道小で
下/齊藤講師の話を神妙に聞く児童たち=同

28日に行われた「受け入れ式」には、5年生2クラス・リモートを含む51人が参加。児童たちの指導に当たるのは、水槽を考案した共催のNPO日本養殖振興会のメンバー。子どもたちに託されたヒラメは、4~5月頃に生まれた10匹(1クラスあたり5匹)。60覆の水槽で育てる予定で、期限の3月頃には30㎝くらいになるという。

初めてヒラメに接する児童が多く、興味津々。餌やりや糞の始末、体調の変化の確認などを体験することで、命の大切さや、水産資源の貴重さ、海の問題について学ぶことになる。
日本養殖振興会の齊藤講師は「養殖は食べることを目的に行われますが、児童たちには世話を通じて当然愛着が生まれると思います。その愛着とどう向き合い、結局魚を食べることにするのか、別の結論を導き出すのか、その答えがとても楽しみです」と話した。
写真上/お魚受け入れ式の様子=弘道小で
下/齊藤講師の話を神妙に聞く児童たち=同