足立朝日

夢のお菓子コンテスト表彰式 10作品が商品化 あだち菓子博で販売された

掲載:2021年11月5日号
 9月5日号1面で紹介した足立成和信用金庫(土屋武司理事長)が主催する「あだち夢のお菓子コンテスト」の表彰式が、10月17日(日)、千住1丁目にある同信金本店で行われた。表彰式には入賞者20名が参加。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、受賞者を分けて二部制で開催した。
 表彰式では、グランプリに輝いた「百人一首チョコレート」を考えた伊興小6年の池上明子さんに、梅島のパティスリー ラヴィアンレーヴが実際に作った製品をプレゼントするサプライズもあった。
 「今回は昨年の倍以上の応募があり、ひとつでも多く選びたいと賞も増やしました。いずれも甲乙つけがたく、審査員一同が頭を抱えるほど悩んだアイデアお菓子ばかりでした」と土屋理事長。グランプリ作品については「身の回りにあるもので、こんなお菓子があったらイイなというのがよく考えられた夢のある作品」と評価した。
【受賞作品・受賞者(敬称略)】▼グランプリ=百人一首チョコレート(池上明子・伊興6年)▼準グランプリ=タコさんすべり台クッキー(古川翠・千寿常東6年)、戦車カステラケーキ(加藤嵩大・関原6年)、竹のびっくりケーキ(一場美紘・千寿双葉5年)▼審査員特別賞=春夏秋冬(俵山典子・中島根6年)、フルーツたっぷり宇宙のチョコケーキ(日比伊吹・宮城5年)、あめとクッキーでできたむしめがね(豊嶋奏・綾瀬5年)、キュートないちごぶたちゃんケーキ(木下舞桜・高野6年)、三色あんこ(南部優佑・千寿第八5年)、枝豆モンブラン(今溝美嘉・同6年)▼(足立成和信用金庫)95周年記念賞=幸せがこぼれる四つ葉のクローバーミニケーキ(馬場六花・新田5年)、キリンのレモン君(松本慈桜・竹の塚5年)、台湾パイナップルのレアチーズケーキ(夏見円琴・西新井第一6年)、パチパチアイスどら焼き(矢ヶ崎栞・栗原5年)▼(足立成和信用金庫)ブロック賞=夜空ケーキ(五十嵐夏帆・千寿6年)、たいやきモンブアン(神原知怜・寺地5年)、夜空のムーンケーキ(河野日南)、虹の夢の向こう!カップケーキ(ファンレーバオアン・中川東6年)、まるいネコケーキ(日和佐知世・弘道第一6年)、世界に1つ!おえかきクッキーパズル(並木彩音・花畑第一5年)
◆アリオ西新井 「あだち菓子博」賑わう!
 10月23日(土)と24日(日)の2日間、アリオ西新井(西新井栄町1-20-1)で同店主催の「あだち菓子博2021」が開催された。今年で3回目。会場では、区内18社の菓子事業者が出店してケーキやどら焼き、アイスなどの自社商品を販売した。
 昨年に続き、「あだち夢のお菓子コンテスト」のアイデア作品の販売も実施。578点から10作品が商品化され、どの商品も大人気だった。「パティスリー ラヴィアンレーヴ」(梅島3-6-16)が商品化したグランプリ作品「百人一首チョコレート」(10枚入り税込2000円)を購入した人は「素晴らしいアイデア。友人のお土産にしたい」と話していた。
 そのほか、生物園(保木間2-17-1)とシフォンケーキ専門店「シフォンタイム」(扇1-33-15)がコラボして「モルモルシフォン」(240円、季節物は260円※生物園価格)をお披露目・販売した。同園スタッフが、バニラや紅茶など味によって、色柄の違うモルモットが楽しめるユニークでかわいいパッケージをデザイン。今後は生物園とシフォンタイムの両方で販売していく。

写真上から①②審査員と受賞者の皆さん(写真上が一部、下が二部に参加した受賞者)
③グランプリの百人一首チョコレート
④モルモルシフォンを販売した生物園の綱島さん(左)とシフォンタイムの仙臺さん=菓子博で