足立朝日

花畑に誕生 「街の癒しスペース」

掲載:2021年12月5日号
 「多くの人の癒しや悩み解決のお手伝いをしたい」――。足立区に50年以上住んでいる眞柄るり子さんが、長女の齋藤美里さんと一緒に、手作り雑貨とエステ、アロマのお店「Chouchou salon」(シュシュサロン)を開き、話題を呼んでいる。
 その場所は、花畑5-3-15で、4月にオープンした文教大学の目と鼻の先。
 2人は、それまでは自宅でエステをやっていたが、このコロナ禍で苦戦。「お客さんとのつながりを保ちたい」との思いで、お店の立ち上げを決意、売りに出た元オートバイ部品の販売店を改装し、9月末にオープン。
 「Chouchou」には「かわいい」「大切な」などの意味があり、サロンのロゴはカスミソウをイメージしてデザイン。花言葉は「幸福」「感謝」で、「お客さんを増やしていくことで、地域のにぎわいや家庭内の平和作り、皆さんの喜びを増やすお手伝いが出来たらと考えました」と眞柄さん。
 エステやアロマと言ってもなかなか浸透しないと思い、手作りクリエーターの力も借りようと、各種SNSを通して「あなたの商品を委託販売します」と作家を募集したところ、アクセサリー、バッグなど41件(うち区内18件)が集まり、その商品を店内に並べた。
 眞柄さんは「地域の方が、少しずつ集まり始めています。12月にはクリスマスツリーを作るイベントをやったり、知人の薬剤師さんに来てもらって『お薬手帳の使い方』の話をしてもらったりして、さらに地域を盛り上げたい」と話した。
 なお、眞柄さんは足立区新体操連盟理事長としても活動している。
【メモ】「Chouchou salon」は、陛080・5197・5515 インスタグラム、フェイスブックあり

写真上/お店の前で眞柄さん(右)と齋藤さん
下/ずらりと並んだ手作り雑貨