花畑6丁目在住
町自連の関わる防災対策に誇り
故・松本敏郎会長の跡を継ぎ、8月5日に足立区町会・自治会連合会会長に就任した有馬康二会長。現在、区内の行事での挨拶や会議出席などに奔走。今や30ほどの役職を兼務して、バイタリティ溢れる日々を送る。
千住生まれ浅草育ちの有馬会長は、「私の原点は花畑」と言う。27年前に花畑北中のPTA会長、花畑住区運営委員長として活動。昭和63年から鷲宿(わしじゅく)町会会長、さらに花畑地区町会・自治会連合会会長の要職に加え、今回の町自連会長にと次々請われ、活動の場を広げている。
それにより、多くの人々と出会えることが何よりも嬉しいと感じている。 平成9年には、その頃しばしば発生した放火類焼に遭い、自宅を全焼する苦い経験をした。その後、町会を挙げての地域パトロールを実施し、被害を食い止めた。
花畑北中避難所運営会議の本部長として活動中の平成12年、都庁で「防災市民大学」が開かれ、有馬会長は「民間人の防災活動」について講演。会場から次々と質問が飛び、改めて「足立区の防災対策は一番進んでいる」と実感。その一端を担っていることを誇りに思う。
自身の町会活動の原点である鷲宿町会は、昨年創立75周年。風俗習慣、伝統行事など文化遺産が消えつつある今を愁い、役員一同力を合わせ、記念誌を制作した。300年の歴史を持つ大鷲神社奉納獅子舞、文政11年の初午に作られた幟旗(のぼりはた)などの紹介もあり、歴史ある同町会の貴重な資料となっている。
有馬会長は「足立区には課題がたくさんある」と考える。東京都では99%の下水道が完備されているが、花畑地域では、先日のゲリラ豪雨の際に、アスファルトの道路が裂け、マンホールの蓋が吹き上がる状態。栗原トンネルでも車が立ち往生する被害があった。
最近、都へ予算等要請するチャンスがあり、有馬会長は「ゲリラ豪雨対策」「教育格差」などを挙げ、足立区全体の問題として解消したいと願っている。
町自連の関わる防災対策に誇り
故・松本敏郎会長の跡を継ぎ、8月5日に足立区町会・自治会連合会会長に就任した有馬康二会長。現在、区内の行事での挨拶や会議出席などに奔走。今や30ほどの役職を兼務して、バイタリティ溢れる日々を送る。

それにより、多くの人々と出会えることが何よりも嬉しいと感じている。 平成9年には、その頃しばしば発生した放火類焼に遭い、自宅を全焼する苦い経験をした。その後、町会を挙げての地域パトロールを実施し、被害を食い止めた。
花畑北中避難所運営会議の本部長として活動中の平成12年、都庁で「防災市民大学」が開かれ、有馬会長は「民間人の防災活動」について講演。会場から次々と質問が飛び、改めて「足立区の防災対策は一番進んでいる」と実感。その一端を担っていることを誇りに思う。
自身の町会活動の原点である鷲宿町会は、昨年創立75周年。風俗習慣、伝統行事など文化遺産が消えつつある今を愁い、役員一同力を合わせ、記念誌を制作した。300年の歴史を持つ大鷲神社奉納獅子舞、文政11年の初午に作られた幟旗(のぼりはた)などの紹介もあり、歴史ある同町会の貴重な資料となっている。
有馬会長は「足立区には課題がたくさんある」と考える。東京都では99%の下水道が完備されているが、花畑地域では、先日のゲリラ豪雨の際に、アスファルトの道路が裂け、マンホールの蓋が吹き上がる状態。栗原トンネルでも車が立ち往生する被害があった。
最近、都へ予算等要請するチャンスがあり、有馬会長は「ゲリラ豪雨対策」「教育格差」などを挙げ、足立区全体の問題として解消したいと願っている。