足立朝日

足立区が介護従事者に永年勤続表彰

掲載:2009年12月5日号
 区内介護従事者の永年勤続に対する褒賞表彰式が、介護の日前日の11月10日、庁舎ホールで行われた。
介護サービスは他業種より離職率が高いと言われる中で、人材確保や社会的評価の向上を目指そうというもので、今年初。同じ法人に5年以上勤続している182事業所の700人が表彰された。

近藤やよい区長は挨拶で「足立区では3年以上同じ事業所で働いている人が1300人、5年以上は700人。この定着率は従事者の高い責任感の表れではないか。今回の表彰で少しでもスポットが当たって、区民が感謝するきっかけになれば」と述べた。
表彰従事者を代表して、10年勤続の河島隆次さん(福祉用具貸与・まごの手本店勤務)が、「支えてくれた周りの助力のたまもの。今後も研鑚していきいたい」と挨拶した。
記念講演会は東京都福祉人材センターの中村孝一人材情報室長が「福祉人材の定着について」のテーマで講演。離職の理由は必ずしも給料ではなく、施設の理念・運営への不満、職場の人間関係・雰囲気が多いと報告。事業者の職場環境の取り組みが、定着率を左右することを説いた。従事者には「職場から目を広げて、地域のリーダーになって推し進めて」とエールを送った。
最後は椿在住の「あべや」の金三郎・銀三郎兄弟が、津軽三味線の演奏で従事者をねぎらった。

写真=表彰を受ける介護従事者