
読み札は平成20年度の区内小学校の4~6年生から公募し、4288点から選ばれた44点。取り札のデザインは、都立荒川商業高校(小台2丁目)の模擬株式会社レガロ工房の生徒が担当した。
今年の参加者は、団体戦約90チーム(1チーム3人)、個人戦約150人で、敷き詰められた100畳の畳の上で熱戦を繰り広げた。
個人戦高学年の優勝者・高橋渉太くん(6年)は、「うれしい。12月ぐ
らいから毎日放課後、練習した」とニッコリ。好きな札は「君のごみ 持って帰ろう 君のもの」だそうだ。高橋くんが通う渕江小学校(岡田克巳校長)は、団体戦の高学年でも優勝。今年度から百人一首を学ぶかるたクラブが出来るなどかるたが盛んで、約50人が参加した。
試合後は島根ばやしによる演奏と獅子舞や、足立区の温暖化防止キャラクター・ミリー、ドリー、リリーと子どもたちによるかるた取りもあり、盛り上がった。
大会結果は次の通り(敬称略)。
【団体】▼低学年=①長門(長門)②みかづき(千寿本町)③クローバーズ(栗原北)▼高学年=①エコロジー(渕江)②桜花JAPAN(桜花)③環境戦隊ミノーズ(渕江)
【個人】▼低学年=①荒川大地(東渕江3年)②佐野なつみ(花畑一3年)③伊藤佑輝(栗原北3年)▼高学年=①高橋渉太(渕江6年)②渡部南(渕江6年)③大星玲奈(桜花5年)
写真/ミリー、ドリー、リリーは悪戦苦闘。大いに盛り上がった=島根小体育館で