
午前は、7月11日の参議院議員選挙を踏まえて、足立区選挙管理委員会を訪問。亀村精一事務局長が、快く3人の豆記者に対応。事前に下調べをした参院選について、3記者は①「前回の参院選の投票率」②「足立区の開票が速い理由」(以上田中)③「3年ごと半数改選の理由」④「外国人立候補の可否」(以上杉田)⑤「期日前投票の割合」⑥「キャラクターのエラビ←くんのデザイン者」(以上神谷)など10項目を質問。亀村事務局長からは、②「1分間に600枚手書き文字を読みとる機械(OCR)を14台入れ、開票時に手の空いている台を作らないように、カラス軍団の異名で活躍する進行連絡係が作業を調整。全部で600人の職員が携わる」⑥「梶原禎顕(さだあき)さん(当時、教委生涯学習課。現在、区民部国民健康保険課納付相談係)」との答え(①、③~⑤の答えは略)。
⑥に反応した3記者は早速、突撃取材を実施。絵を描くことが好きな梶原さんに、キャラクター・エラビ←君のデザイン依頼が入ったのは金曜日。しかも仕上げは月曜日という注文のため、2日間で作業を終えた。梶原さんは、3記者もエラビ←君を知っていることにビックリ。

午後は日本脚本アーカイブズ倶楽部が主催する文化講座「てら」の「夏休みお楽しみ講座」について、担当責任者の高谷信之/日本放送作家協会理事と、奥山侊伸(こうしん)同理事の話を聞いた。貴重な脚本のデータ化と保管に取り組む現在、高谷理事からは「アーカイブズ設立」への思いが語られ、3記者も真剣に聴き入った。最後は、千住三丁目町会の山﨑次郎会長の取材。8月7日(土)に荒川河川敷で行われる「灯籠流しと音楽会」の実行委員長でもある山﨑会長の奮闘振りを取材した(右隣詳細記事)。記者体験を終えた3人は、口々に「私たちと年代の違う初対面の方々と話せて楽しかった」とニッコリ。今後、それぞれが新聞を作り、職場体験の意義や楽しさを学年の仲間と伝え合う予定だ。
写真=上/選管でエラビ→君の着ぐるみを囲む(左から)亀村事務局長、
神谷記者、田中記者、杉田記者
下/大人気のエラビ←君を生みだした梶原さん