
この日の見学は、産学連携を進める足立区が仲立ちして実現した。訪問したのは、先に足立区から「足立ブランド」認定を受けた「安心堂」(江北3丁目)「日商印刷」(宮城1丁目)「ナース鞄工」(梅島3丁目)など12企業から14人。
見学に先立ち、同大学の阿高松男産官学交流センター長が「これからお世話になる足立区の企業の方のお役に立ちたい」と歓迎の挨拶。その後、工学部機械工学科の塑性加工、材料工学、振動制御、知的生産システムの4研究室を順に見学した。
各研究室では、最先端の研究がされているが、さすがに足立のものづくりの先端を行く企業だけに、専門的な質問が相次いだ。
見学者の一人「アートレーザー技研」(椿3丁目)の吉田正雄社長は「参加して良かった。教授の一人が 〝失敗はデータだ〟と話したが、この言葉に共感した。連携を強めたい」と話した。
写真=研究室で、教授から説明を受ける企業の皆さん=東京電機大学で