足立朝日

足立区出身の 土屋遼太選手 早実主将として 甲子園出場

掲載:2010年8月5日号
 今年、足立区から甲子園に出場する選手がいる。西東京大会で優勝し、4年ぶり28回目の出場を決めた早稲田実業(国分寺)の主将・土屋遼太くん(3年/捕手)だ。
竹の塚小学校、第十四中学校出身。竹の塚の実家から通学。練習場は八王子にあるため、帰りは深夜、朝は5時起きというハードな日々を送る。
小学校時代は軟式チーム「竹仲」で全国大会ベスト16、中学時代は硬式チーム「足立ベルモント」で関東ベスト4になるなど、小中通してエースとして活躍した。早実の希望で、入学と同時に捕手に転向。1年で1軍入りした。
 「小学校の時からスーパースターだった」。足立ベルモントの吉原茂代表と鈴木正人監督は口を揃える。準々決勝で日大鶴ヶ丘に敗れた日大三高の大塚和貴主将(捕手)とは、当時のバッテリー。「決勝で当たると思っていたんだが」と吉原代表は残念がる。
 鈴木正人監督は「文武両道。周りも良く見えるし、チームリーダーとしては最高なんじゃないかな。人の悩みとか良く気がつく」と評する。オフの日には監督の家に遊びに来るそうだ。
夏の甲子園は8月7日(土)開幕。土屋くんの熱い闘いを応援しよう!

写真=土屋くん(右)とエースの鈴木健介くん