
平成18年度から潤徳女子高校、都立足立高校を中心に、区内高校生らが商店のシャッターに絵を描いてきたもので、千住地区ではこれまで67枚を制作。殺風景だった定休日や閉店時間の店がアートによって華やかになり、好評だった。
今回は西新井大師商栄会(西新井1丁目)の3店舗と西新井三栄商店会(西新井栄町3丁目)の4店舗で、潤徳女子高校美術コース(34人)が5枚、足立高校美術部(10人)が2枚を担当。デザインは「花」を共通テーマに、それぞれの店舗と相談して決めた。
潤徳女子高校では、1年12人が初のシャッターアートに挑戦。リーダーの加藤まりあさんは「面白かった。ペンキが他の場所に飛ばないように準備するのが、大変だった」、加藤さんとデザインを考えた豊野彩香さんは「原色にするのに工夫した」、勝田玖瑠美さんは「シャッターの凸凹が難しかった」、渡来(わたらい)果奈さんは「普段出来ないことができて良かった」、谷口美穂さんは「色を作るのが大変だった」と感想。出来栄えに、満足そうな笑顔を見せた。
写真=完成したばかりのシャッターアートの前で潤徳1年生チーム=大師商栄会で