放送大学足立同窓会会長の飯牟礼(いいむれ)一臣さん(75・我孫子市在住)が主宰する「あびこ舞台」が8月8日(日)に地元で、29日(日)には松戸区民会館(千葉県主催、放送大学東京足立同窓会後援)で「声なき氷像」を上演した。飯牟礼さんは10歳の時に満州から引き上げてきた経験を元に、早稲田大学在学中に小説を発表。劇団を立ち上げ、自著を舞台化するなど、様々な演目を上演している。
団員は同窓会元会長の藤江孝さん(85)、渡辺知恵さん(59)、増本達義さん(67)ら同窓会員のほか、小学生から90歳までの50人。全て素人だが、厳しい稽古を重ねて演じられる芝居は心に迫り、観客の涙を誘う。
その実力から、アマチュア演劇祭で最優秀グランプリと最優秀脚本賞を受賞、平成20年の「星の戯曲賞」でアマチュア劇団全国ベスト3に選ばれた。テレビ番組に依頼されて、エキストラとして出演することもあるという。
公演はだいたい年4回ほど。上演依頼は1年以上前に連絡する。会場費のみ主催者負担で、出演料等は無料。
【問合せ】 TEL04・7188・1160飯牟礼(いいむれ)
写真=声なき氷像の一場面











