シアター1010は「創造文化のターミナル」
足立区初の演劇の殿堂「シアター1010」が生まれてから、今年で6年。現在、同館の運営は「足立区シアター1010指定管理者(共立・キョードー東京・大星ビル管理共同事業体)」が行い、館長は佐々木太一郎さんが務める。同体制に移行してから約1年半。シアター1010主催公演は、ほぼ満席という順調な運営状況を維持している。
佐々木館長の前身は、かつしかシンフォニーヒルズや、かめありリリオホールの館長。葛飾区に於ける芸術活動推進に力を発揮してきた人材だ。「文化を人へ。人を文化へ。創造文化のターミナル」をシアター1010のスローガンに掲げ、集客に力を注ぐ。
「館長就任後、初年度の収支を考え、支出を抑えて経営を成り立たせるためにはどうすれば良いかを考えた」と語る佐々木館長。共同事業体の努力の結果である黒字収益を区民還元するために、第1弾として「区民ペア600組・1200人を無料招待」という事業に取り組む。
その他、シアター1010のブランド拡大のためのプロモーションも開始。「東にシアター1010あり」というポジションを浸透させ、都市部から20分、雨に濡れずに来場できる稀有な立地条件を生かして集客したいと意気込む。そのためには、各分野のリーディングカンパニー共同事業体による運営という強みを生かし、例えば友の会である「フレンズ」会員には、チケットの先行予約や割引だけではなく、キョードー東京による他劇場での公演招待の特典もある。
また、下町プロジェクトとして、葛飾区の劇場とも連携し、相互の公演を安価に観られる工夫もしている。今後は、指定管理者としてトップをいく共立や大星ビル管理の協力も仰ぎ、東部各区との連携も推進したいと抱負を語る。
2年後には、足立区政80周年、電大の開学、西新井文化ホールのリニューアルオープン、東京スカイツリーのオープンなど、ハッピーな話題が目白押し。それらと連動して、シアター1010も第2・第3の事業を打ち出す予定。「文化が好き。劇場が好き。舞台が好き」という熱い心で、佐々木館長の試行錯誤が続く。
写真=佐々木館長=シアター1010カウンターで
足立区初の演劇の殿堂「シアター1010」が生まれてから、今年で6年。現在、同館の運営は「足立区シアター1010指定管理者(共立・キョードー東京・大星ビル管理共同事業体)」が行い、館長は佐々木太一郎さんが務める。同体制に移行してから約1年半。シアター1010主催公演は、ほぼ満席という順調な運営状況を維持している。

「館長就任後、初年度の収支を考え、支出を抑えて経営を成り立たせるためにはどうすれば良いかを考えた」と語る佐々木館長。共同事業体の努力の結果である黒字収益を区民還元するために、第1弾として「区民ペア600組・1200人を無料招待」という事業に取り組む。
その他、シアター1010のブランド拡大のためのプロモーションも開始。「東にシアター1010あり」というポジションを浸透させ、都市部から20分、雨に濡れずに来場できる稀有な立地条件を生かして集客したいと意気込む。そのためには、各分野のリーディングカンパニー共同事業体による運営という強みを生かし、例えば友の会である「フレンズ」会員には、チケットの先行予約や割引だけではなく、キョードー東京による他劇場での公演招待の特典もある。
また、下町プロジェクトとして、葛飾区の劇場とも連携し、相互の公演を安価に観られる工夫もしている。今後は、指定管理者としてトップをいく共立や大星ビル管理の協力も仰ぎ、東部各区との連携も推進したいと抱負を語る。
2年後には、足立区政80周年、電大の開学、西新井文化ホールのリニューアルオープン、東京スカイツリーのオープンなど、ハッピーな話題が目白押し。それらと連動して、シアター1010も第2・第3の事業を打ち出す予定。「文化が好き。劇場が好き。舞台が好き」という熱い心で、佐々木館長の試行錯誤が続く。
写真=佐々木館長=シアター1010カウンターで