足立朝日

中学生が意見発表 千住地域青少年健全育成の集い

掲載:2010年9月20日号
 千住母の会(西林登美子会長)、千住青少年育成協議会(小林幸雄会長)、千住警察署(金子伸司署長)主催の青少年健全育成の集いが8月31日(火)、千寿本町小学校体育館で開かれた。
 青少年の非行防止を呼びかけるもので、今年で25回目。主催団体や地域の人々、地域内4中学校の生徒たちが出席した。
 中学生が考えた万引き標語優秀作品が発表されたほか、4校の代表生徒が意見発表を行い、大人たちを唸らせた。
 足立学園中3年の小早川直也くんは、生徒会で裏方の仕事と仲間の支えの大切さを学んだことを発表。千寿青葉中2年の高橋美裕(みゆ)さんは、外国語を使う仕事をしたいという「将来の夢」。第一中1年の渡辺夢香さんは、「私の目標は親孝行」と、共働きの両親から学んだ生き方への想いを話した。千寿桜堤中2年の大久保隆介くんは、小さい頃「提灯になりたいと思っていた」というほどの祭り好きから、「日本の伝統文化大切に」の題で、伝統文化を若者が国内外に紹介して盛り上げようと呼びかけた。
 最後は潤徳女子高等学校吹奏楽部が5曲を演奏。楽しいパフォーマンスで会場を盛り上げた。

写真=潤徳女子高校吹奏楽部の演奏が盛り上げた=千寿本町小学校体育館で