10月7日(木)、北千住サンロード商店街(通称=宿場町通り商店街)に足立区観光交流協会が運営・管理する観光案内所兼お休み処「千住街の駅」がオープンした。同場所は大正12年創業の「魚恵」という魚屋があったが、しばらくシャッターが閉まった状態が続いていた。何かこの場所を利用出来ないかと商店街から、観光交流協会に話がきた。同協会は、「足立区の観光案内場所が欲しい」という区民からの声に応えて、案内所兼お休み処を設置した。
歴史ある姿を残した状態で利用してもらおうと、最低限の改装にとどめたため、レトロな雰囲気が来訪者を出迎える。 「千住の街に集まってくる方や学生などと街を繋(つな)ぐ場所」をコンセプトに、約5坪の面積を最大限活用して観光案内パンフレットや、郷土博物館提供の展示物、写真パネルなどを展示。また季節に合わせ、期間限定の展示もしていく。10月中は「千住の銭湯」、11月からは「ブリキのおもちゃ」の展示を行う。
「今後は商店街のイベントに合わせて利用したり、商店街で買い物をしたお客さんがゆっくり休める場所として定着していって欲しい」と北千住サンロード商店街の山崎健理事長は話す。
また、案内所では国の緊急雇用対策の一環として採用されたスタッフが、観光案内と区の花であるチューリップを広めようと、来訪者にPRしている。
【開館時間】午前9時~午後5時、年末年始は休み
【問合せ】観光交流協会TEL3880・5720
写真=休憩しながら観光案内を受ける来訪者=「千住街の駅」で











