足立朝日

のびのび芝生広場は区内一 新田さくら公園オープン

掲載:2010年10月20日号
 新田さくら公園(新田3‐34‐1)が、10月2日(土)にオープンした。
 地元の第9地区まちづくり連絡会が専門部会を立ち上げ、平成6年から23回に及ぶ検討会で協議を重ねて、区と住民との協働で完成した。
 北隣は今年開設した小中一貫校・新田学園、南は隅田川に面し、新豊橋を間近に望む。敷地面積は2万5000㎡で、江北公園、スポーツセンター、元淵江公園、しょうぶ沼公園に続いて区内5番目。
 特長は芝生広場の広さ。1万800㎡は区内一の面積で、「子どもたちが安全に遊べるように」との地域の願いが込められている。また公園外周には、新田地域限定オーナーによる、ふるさと桜34本が植樹される。
 オープン初日の開園式(新田まちづくり連絡会=廣川和一会長=主催)には、近藤区長ら関係者が多数出席。廣川会長は「新田は住宅・堤防整備、新田学園開校など、ここ数年で足立区を代表する町に変わってきた。たくさんの来園者に良いところと言われるように、後世に引き継いでいくことが使命」と述べた。
 新田学園吹奏楽部の演奏、新田商店街振興組合の出店、スタンプラリー、野草のしおり作りなどもあり、親子連れなど約1000人が訪れた。
★新田地域限定ふるさと桜オーナー募集中=新田1~3丁目に在住・在勤の個人・企業・団体。寄附金額3万円。10月29日(金)締切。詳細は陛3880・5422区みどり推進課計画係まで。
【園内設備】
▼芝生広場=1周約440mの周回路と健康器具も。広場の半分は芝生養生のため3月頃まで閉鎖▼多目的広場=バスケットやフットサルなどができる▼生きものふれあい広場=自然に近いビオトープ。今後、定期的に解説員が常駐▼バラ園=1700株のバラが見られる▼遊具広場=ローラーすべり台や、ドレミの音階が鳴らせる遊具なども▼誰でもトイレ=詰め所に日中シルバーが常駐▼有料駐車場=24時間可(午前8時~午後10時までは最初の30分無料、以降30分ごとに100円)。

写真=上/こんな長~いすべり台もある
下/広々した芝生広場