
合唱祭では、「歓喜の演 合唱団」による歌声から始まり、坂本和彦氏指揮「足立区民合唱団」までの31団体が、日頃の練習の成果を披露し、万来の拍手を浴びた。
続いて行われた記念式典は、この日のために結成された106人の「合唱連盟30周年記念合唱団」による壮大なオープニングコンサートでスタート。連盟・副理事長の近藤直子氏が渾身の指揮を執った。ラストの「椿姫より『乾杯の歌』」は、活躍する区内合唱団のリーダー、玉崎真弓、たぐちたみ、中原雅彦、川崎嘉昭の4氏が美声で歌い上げた。
式典では、3代目になる田口芳子理事長が「歌と足立が大好きな人たちばかりが集まってここまで来た。一人で歌うのもいい、二人もまたいい。こんな世の中だから、大きな声で歌い続けましょう」と万感の思いで挨拶。
式典の最後は、「友ありてこそ」、足立区歌「わがまち足立」を参加者と舞台が一体となって大合唱して締めくくった。
写真=30周年を華やかに盛り上げた舞台=西新井文化ホールで