足立朝日

人や物にたくさんの感謝をこめて はがき一葉コンクール

掲載:2010年11月20日号
 第7回「はがき一葉のありがとうコンクール」の表彰式が11月3日(水)、第十一中学校で開かれた。
 1枚のはがきに「ありがとう」の気持ちを書いて届けようというもので、毎年第十一中、弘道小、弘道第一小、五反野小の生徒・児童を対象に、十一中小中連携事業委員会・同コンクール事務局主催で行われている。
 文章、絵、貼り絵などで綴ったはがき1945通が寄せられ、区長賞などの賞に60人が選ばれた。感謝の相手は家族、先生、コーチ、塾長、医師、友だち、地域の人など様々。死んだペットに対するものもあり、いずれもあたたかい想いがあふれている。テスト勉強で苦しんでいたときに励まされたという本の言葉について、綴っているものもあった。胸に迫るものばかりで、選考には苦労したという。
 遠藤光彦実行委員長は「自分ひとりで生きているのではないことを考えるという意味で、意義がある。子どもたちを誉めて欲しい」と挨拶。メッセージの素晴らしさへの感激を伝えた。
 事務局では子どもたちのはがきに切手を貼り、宛て先に発送した。
▼区長賞=髙野佑香(五反野小)、稲葉直紀(弘道小)、竹川澪(弘道第一小)、鞘木美保(十一中)▼区議会議長賞=4人▼教育委員会賞=4人▼校長賞=4人▼開かれた学校づくり協議会長賞=4人▼優秀賞=各校10人

写真=区長賞を受賞した子どもたち=第十一中で