
同学園は伝統文化や国際コミュニケーションの学習に力を入れており、昨年は国連ユネスコスクールに認定されている。宇野校長は「生徒たちはボランティア活動に熱心で、下級生の面倒見がいい。良さを見つめ直し、伝統・校風を確立していきたい」と挨拶した。
創立五周年を祝う会(榎本栗吉名誉会長、水巻真一名誉副会長、國井清伸実行委員長)から学校に記念品が贈られ、武井秀夫運営委員長から生徒代表の折笠睦さん(7年)に、目録が手渡された。お礼の言葉を戸張侑紀さん(8年)が「始めは不安だったが、成長できたと思う。今後さらに成長し、よりよい学校を作ります」と力強く述べた。
引き続き行われた学園祭は、生徒会の司会で進行。事前にアンケートを取った「学校に残したいもの」「地域に残したいもの」ベスト3の学年ごとの結果発表を交えながら、1年生から9年生まで、合奏や英語など練習の成果を披露した。
幼い後輩たちの一生懸命な様子を見守る、7~9年生(中学生)の頼もしい姿が光っていた。
写真=記念品目録を受け取る折笠さん(左)と戸張さん