大谷田5丁目の郷土博物館で、「東京東部のおもちゃづくり~町まるごとファクトリー~」特別展が開かれている。足立区、葛飾区など東京東部地区は、大正、昭和時代、日本の玩具生産の9割を担ってきた〝おもちゃの町〟 。今回の特別展は、その玩具生産に関連する技術、工場、玩具コレクションを紹介している。同博物館の学芸員たちが、区内を始め東京東部地区を歩き回って収集、取材した素材の集大成となっている。
特に、梅島2‐14‐7にある創業87年の「イワヤ(株)」(TEL3889・6115)のブリキの自動車、機械仕掛けのぬいぐるみなどのイワヤコレクション、辰沼2‐14‐2にある日本最後のセルロイド人形職人・平井玩具製作所(TEL3605・7724)の紹介などは詳細で、見学者の注目を集めている。
同展は来年1月16日(日)まで。
【開館時間】午前9時~午後5時。毎週月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)と年末年始休館。
【入館料】大人(高校生以上)200円。団体(20人以上)100円。第2、3土曜は無料公開
【交通】JR亀有駅北口から「八潮駅南口」行きバス「足立郷土博物館」下車1分。綾瀬駅西口から「六ツ木都住」行き「東渕江庭園」下車4分。
【問合せ】TEL3620・9393郷土博物館
写真=なつかしいブリキのおもちゃに子どもも注目=郷土博物館で











