足立朝日

寺地小学校70周年 地域と一体で子どもたちを支える

掲載:2010年12月5日号
 寺地小学校(丸山昌哉校長/扇1丁目)が創立70周年を迎え11月20日(土)、記念式典・祝賀会(関根竹男協賛会会長、川名啓之実行委員長)が開かれ、来賓など約200人が出席した。
 同校は昭和9年、本木尋常小学校分教場として設立、同15年東京市寺地小学校として開校した。区内小学校のさきがけとして、開かれた学校づくり協議会の設立、放課後子どもスクール(寺地パレット)の開設など地域と一体となって積極的に活動。寺地パレットは図書館の開放や週5回の実施を実現している。
 丸山校長は挨拶で「児童には夢を保護者には希望を地域の人には信頼をもってもらえるように」と一層の尽力を誓った。
 関根協賛会会長(扇一丁目親睦自治会長)は、日暮里・舎人ライナー開業による交通の利便性向上を挙げ、「これからますます市街地化が進む。教育環境も変化する。より一層の支援を」と出席者に呼びかけた。
 児童と式典出席者に配られた記念誌は、子どもたちが地域の歴史を学ぶのに役立つように、資料として見応えのある作りになっている。

写真=挨拶する丸山校長=寺地小体育館で