「音楽のまち足立」を標榜して活動を続ける足立区音楽連盟理事長の村上忍さん(83)が、今度は千寿本町小学校を拠点とする「千住シニアアンサンブル」を立ち上げることになった。1月16日(日)午後2時から千寿本町小で第1回の打ち合わせを行う。村上さんは、元中学の音楽教諭で、葛飾区金町中などを皮切りに中学校で音楽を指導、足立区には教頭として第六中と伊興中に、校長として栗島中に赴任、伊興中を最後に退職、その後持ち前の指導力・組織力、温和な性格を生かして足立吹奏楽団、足立シティオーケストラ、足立区民合唱団、足立シニアアンサンブルと次々に誕生させた。
今回は、「歴史がある千住地区には、音楽的な力が必ずある」として、新たな音楽の創造と発表の場の確保を目指すことになった。
楽器を演奏する人はもちろん、楽器を持たない人でも「音楽を愛する」という一点で集まってほしい、という。おおむね45歳以上で、足立区在住、在勤者を中心に、他地区の人もOK。練習は、毎週日曜日の午後2時~4時半、千寿本町小を予定。入会金2000円、年会費3000円(音符コピー代と通信費)。
名指揮者の村上さんは、「あと何年出来るかわからないが、私の余生を捧げたい」と新たな挑戦に燃えている。
写真=「ぜひ集まって下さい」とピアノの前で話す村上さん=自宅で











