五反野小学校(土肥和久校長)で12月9日(木)、なでしこJAPAN・FWの大野忍選手が「一日校長先生」として、子どもたちを指導した。都教育委員会主催の事業で、五輪出場経験を持つ一流アスリートを学校に派遣し、子どもたちが夢に向って努力することや困難に立ち向かう意欲を培うことを目的としている。同校はスポーツ推進校として、「元気アップタイム」など体力向上の取り組みを積極的に行っており、応募校の中から選ばれた。
なでしこJAPANは、11月12日~27日に中国で開かれた「2010アジア競技大会」で金メダルを獲得したばかり。大野選手の気さくな人柄もあり、校門での朝のあいさつ運動に続く元気アップタイムでは、女子児童に囲まれ大人気だった。
5・6年生対象のサッカー教室では、ドリブルやシュートの指導の最後に、キーパー大野選手とのPK対決も。サッカーのクラブチームに所属し、サッカー選手になるのが夢という横打絢音さん(5年)はPKに挑戦し、「すごくうれしかった。憧れの選手の1人」と感激した様子。普段サッカーに興味のない子たちも、「楽しかった」と充実した笑顔で語った。
写真=子どもたちのディフェンスをかわす大野選手=五反野小で











