足立朝日

デイサービスセンター日の出 相撲甚句でお年寄りを元気に

掲載:2011年2月5日号
 東京足立相撲甚句会(林太一代表)が1月26日(水)と28日(金)、高齢者在宅サービスセンター日の出(日ノ出町/社会福祉法人東京蒼生会運営)でボランティアで相撲甚句を披露した。
 メンバーは、ホールに集まった利用者約30人を前に、「東京名所甚句」などを美声で聞かせた。独特の節回しに、一緒に声を出すお年よりも。「ホイ」や「どすこいどすこい」の合いの手の入れ方を教えてもらい、全員で相撲甚句に挑戦した。
 また、林代表が相撲豆知識を伝授。土俵の屋根の四隅につけられている房は、青(東)は春、赤(南)は夏、白(西)は秋、黒(北)は冬を表しているなど、参加者は興味深く聞き入っていた。
 国技館に何度か行ったという相撲好きの柳光以(みつい)さん(80)=千住1丁目=は、「国技館でも聞いたが、今日の方が迫力があってすごく良かった。うちに帰ったらしばらくは『どすこいどすこい』ですよ。久しぶりに楽しかった!」と、明るい笑顔で語った。
 相撲甚句はお腹から声を出すため健康に良いそうだ。やってみたい人は、TEL5845・3708林太一さんまで。

写真/東京足立相撲甚句会。右から3人目が林代表