足立朝日

企業と足立区の活気を目指す 足立研究会 テコンドー体験会

掲載:2011年2月5日号
 世界大会優勝者の厳斗一(オム・トゥイル)師範が開いているテコンドーオムスクール綾瀬道場で、1月21日(金)、一風変わった体験会が行われた。
 スクールの生徒たちに混じって、汗を流していたのは、足立研究会のメンバー。代表の松本照人さん(㈱マツブン代表取締役社長)、大塚光智さん(写真屋さん21)、織田悠哉さん(㈲ジ・ペックコーポレーション)、谷中洋行さん(㈱宍戸製作所)の4人だ。
 同会は区内事業者の社長や役員などで構成され、区内の店に集まって楽しく食べ、飲みながら、情報交換や勉強をするというもの。議員や議員秘書、フリーアナウンサーなどもおり、現在20人弱が参加している。
 今回は、メンバーの1人である厳師範の職場訪問を兼ねて、テコンドーを体験するもので、昨年に続き2回目。風邪で予定の半数が欠席となったが、4人の精鋭たちは1年間の運動不足を一気に解消する勢い。弟子たちに負けじと、蹴りの連続技などに挑戦。髪を振り乱し、がむしゃらに汗を流す勇姿は、社員やお客さんが見たら驚くに違いない。
 体験会後の集まりではおいしい食事と酒とともに、「新規開拓で心がけること」のテーマを肴に、熱い意見が交わされた。特別参加のオムスクールの若い指導者たちも、熱心に耳を傾けていた。松本代表は「毎回、本当に勉強になる。今後は区内のサラリーマンにも広げていきたい」と話す。自分たちの商売だけでなく、足立区を元気にしたいとの想いが原動力でもあるようだ。

写真/オムスクールの道場で、蹴り技を体験するメンバーたち