
今回は、平成21年12月~22年11月までに試作開発された商品で応募があったものを対象に、専門審査と一般審査を行い優秀作品が決定。単独開発部門には26製品、協働開発部門には62製品の応募があり、足立区からは5区中最多の10製品が入賞、〝ものづくりの足立区〟のイメージを印象づけた。
単独開発部門の大賞に選ばれた『医療器具屋さんが作った耳かき「職人・匠の技」』を製品開発した三祐医科工業㈱(六木1‐12‐9)の小林保彦社長は「昨年は同名の商品で奨励賞を頂きました。今回、お客さんからの声もあり、柄の両方にサイズの違う耳かきを付けました。さらに、耳かき部分がしなるように変更、その人の耳にピッタリ合う商品にグレードアップしたのが良かったと思います」と喜びを語った。
今回表彰された足立区の製品は次の通り。

【共同開発部門】▼優秀賞=安心安全の家紋入り安心香炉=㈱安心堂ほか、ワクワク!ドッキリ!お買い物ゲーム=㈱安心堂ほか▼奨励賞=光る!反射材カブトムシ・オカメインコ・てんとう虫=㈱ヨシオほか、荷物あんしんくん=村田公子ほか
※TASKものづくり大賞=台東(T)、荒川(A)、足立(A)、墨田(S)、葛飾(K)の5区にある中小企業を対象に、熟練技術や高度な技能を使い、デザイン力や協働力を結集して開発した快適・安心な新たな商品を募集し、優秀作品を表彰する。
写真上/足立区の関係者に囲まれた受賞者の皆さん=城東地域中小企業振興センターで
下/大賞の耳かきを手に小林社長