
今回、出場した3種目のうちハードル2種目で大会新を記録。この結果に「アジアでは日本が強いので、大会新記録は出ましたが、自分の持つアジア記録を塗り替えられなかったのが残念です」と宮本さん。
シーズン中は、全国各地の大会に月に1回は参加して回っているという。陸上をやっていて「スタートラインに立てることが何よりも嬉しい」と話す。それは、「自分が健康でなければ立てない場所であり、そこに立つことが元気で長く生きられることだ」と考えているから。〝今日の我に明日は勝つ〟をモットーに、今年の7月にアメリカで行われる世界大会まで元気に走り続ける。
最後に宮本さんは「マスターズは、どなたでも気軽に始められ、オリンピックのようにきつい練習をして競う大会ではありません。同年代の人と、自分の好きな競技に参加して楽しむ大会です。ぜひ、一緒に参加しましょう」と話す。
【アジア大会での宮本さんの結果】
▼100M=16秒82(1位)▼80Mハードル=17秒63(1位、大会新)▼300Mハードル=1分07秒56(1位、大会新)
※ちなみに、宮本さんが持つアジア記録は300Mハードルの1分02秒92
写真/ハードルを飛ぶ宮本さん=国立競技場で