足立朝日

第十三中2年生 足立朝日で記者体験

掲載:2011年2月20日号
 足立区立第十三中学校(青木忠雄校長/神明南1丁目)2学年の(写真上=後列左から)並木優君、遠山将士君、大野拓海君が職場体験の一環として記者体験を希望。オリエンテーションで名刺交換方法や記者の心得を学んだ3人は、2月1日に豆記者として現場へ。
 古性重則区議が足立区議会の議長就任時、足立朝日恒例の取材を終えていないため、これを機に豆記者たちはまず古性議長を取材。「なぜ議員になりたいと思ったのか」「議長就任の感想は」「議長に就任して良かったこと、大変なこと」などの質問に、古性議長は丁寧に回答(詳細は3月5日号「人」欄掲載予定)。さらに豆記者のために、議場を案内して解説(写真上)。3人は、議長席の座り心地を体感したり、ボタンひとつで車椅子用の高さに調整できる質問者席の存在に驚くなど、未知の世界に触れて目を輝かせた。
 続いて、江北高校定時制を訪問。「PTA学習会」として、足立朝日でも数度取り上げたドキュメンタリー映画「月あかりの下で」の上映が決定したことを縁に、同校の宮川隆史副校長を取材(詳細は3月5日号参照)。この春に3年生になる豆記者たちは、全日制と定時制の違い、学年制と単位制、学科の種類、学校の選び方などのアドバイスも受け、漠然としていた高校への知識を得た(写真中)。さらに、地域に根差して様々な改革に取り組む公立高校の「頑張る姿」を知った。
 最後に、のこぎり音楽演奏家の「のこぎりキング下田さん」を取材(詳細は3月5日号掲載予定)。のこぎりで奏でられる音楽を初めて聴いた豆記者たちは興味津々(写真下)。実際にのこぎりに触れ、音を出せるかどうかに挑戦したところ、思いがけずに良い音色が。下田さんは「諦めずに努力を重ねれば、夢は必ず叶う」と語りかけた。
 夕方遅くまで、取材活動に一生懸命取り組んだ3人は、取材相手の顔をしっかりと見つめ、驚きや共感を素直に表せる豆記者に成長。下田さんのご厚意で車に乗った3人は、とびきりの笑顔を残して学校へ向かった。


写真上/議長席に座る古性議長を囲む豆記者たち
中/宮川副校長から高校情報を得る
下/下田さんの演奏に興味津々