スペースシャトル・ディスカバリー号で宇宙を旅したケヤキが、区内の学校に根を下ろすことになった。
都内出身の星出彰彦宇宙飛行士が2008年6月にディスカバリー号に搭乗した際、駒沢オリンピック公園のケヤキから採取された1300粒の種子が、JAX、NASA認定の公式飛行記念品として搭載された。帰還後、公益財団法人・東京都農林水産振興財団農林総合研究センターで育てられた苗約200本が、都内で希望する小・中学校、都立高校73校に配布されたもの。
足立区では保木間、渕江、舎人、西新井の4小学校、都立足立高校の計5校が苗を受け取った。
ディスカバリーが旅した年に創立50周年を迎えた保木間小学校(豊田美代子校長)では2月15日(火)、6年生109人が卒業記念として植樹を行った。約2mに育った苗は、東門横と校庭のジャングルジム横に1本ずつ植えられた。子どもたちは一人ひとり土と水をかけ、木の成長を祈った。
佐藤美鈴さんと江頭綾(りょう)さんは、宇宙ケヤキの生育を「太くなりそう」「葉が大きくなりそう」と予想。「卒業後、学校に見に来たい」と笑顔で語った。
豊田校長は「宇宙を旅した種が何年か後に大きくなった姿は、きっといい思い出になる。まっすぐ伸びる木なので、子どもたちもそう育ってくれれば」と話した。
ケヤキは一般的には高さ10m前後、幹は直径1mほどに成長する。新たな学校のシンボルとなって、子どもたちを見守る日が来るのが待ち遠しい。
写真/無事に成長することを願って、6年生が水やり=保木間小校庭で

足立区では保木間、渕江、舎人、西新井の4小学校、都立足立高校の計5校が苗を受け取った。
ディスカバリーが旅した年に創立50周年を迎えた保木間小学校(豊田美代子校長)では2月15日(火)、6年生109人が卒業記念として植樹を行った。約2mに育った苗は、東門横と校庭のジャングルジム横に1本ずつ植えられた。子どもたちは一人ひとり土と水をかけ、木の成長を祈った。
佐藤美鈴さんと江頭綾(りょう)さんは、宇宙ケヤキの生育を「太くなりそう」「葉が大きくなりそう」と予想。「卒業後、学校に見に来たい」と笑顔で語った。
豊田校長は「宇宙を旅した種が何年か後に大きくなった姿は、きっといい思い出になる。まっすぐ伸びる木なので、子どもたちもそう育ってくれれば」と話した。
ケヤキは一般的には高さ10m前後、幹は直径1mほどに成長する。新たな学校のシンボルとなって、子どもたちを見守る日が来るのが待ち遠しい。
写真/無事に成長することを願って、6年生が水やり=保木間小校庭で