足立朝日

加賀中学校「職業人の話を聞く会」 1年生が積極的に進行

掲載:2011年3月5日号
 加賀中学校(渡邊弘行校長)では、1学年の時にインターネットや求人票により、「職業」について学習。それを文化祭で発表し、締めくくりとして実際に職業人から話を開き、「働くことの意義」を生徒一人ひとりが考えるきっかけを作っている。
 2月3日に同校で行われた「職業人の話を聞く会」では、(写真前列左から)イラストレーターの川島星河さん、女優の未來(みき)貴子さん、デイサービスセンター「さくら」介護福祉士の佐竹隆一さん、足立朝日記者が講師を担当。関基雄副校長によると、講師は生徒から職業希望アンケートを取り決定。当日の進行も、生徒が開会・閉会のあいさつ、講師のエスコート、司会などを積極的に務めた。
 少子高齢化、景気低迷という厳しい現実を見据え、「自立した人間として、社会に貢献できる人間に育ってほしい」との願いが生徒に届くことを、1学年の教員陣は期待する。

写真/講師を囲む(後列左から)関副校長、山下宏樹、佐藤貴裕、鈴木隆夫各教諭と小林郁子学年主任=加賀中で