足立区NPO活動支援センターが、まちづくりへの参加を提案していく情報紙「A―Partners」を今月創刊した。
制作したのは、公募で集まった区民レポーター6人。3回の養成講座を経て、年齢も立場もバラバラなメンバーが6回の会議で意見を出し合い、取材して作り上げてきた。
創刊号の特集は五色桜。かつて桜の名所だった荒川土手に桜を復活させようと活動している、NPO4団体を取り上げた。
区民レポーター5人に、参加の動機や意気込みを聞いた(メンバーの1人、工藤晶子さんは取材日欠席)。
印刷業を退職した髙橋民夫さん(69)は「社会貢献だと思って。でも、もっと若い人がやらないと」と謙遜しながらも、印刷のプロとして鋭い提案をしている。「母が輝く環境づくりを目指している」という四方真美さん(27)は3歳と1歳の子の母で、会議にも子連れで参加。「人と人とが繋がることで力を作っていきたい」という。
西水晃さん(46)は企業経営のコンサルタントの仕事をする中で、元気のない中小企業を目の当たりにし、「外国人が多いので、うまくつなぐNPOを作りたい。そのために、実態を見て確かめたい」と応募した。
結婚前にフリーライターをしていた木下佳子さん(50代)は夫を亡くし、「もう1回、自分を活性化させたい」と参加。みんなで作っていく楽しさに、目覚めたという。
参加できるNPO活動を探していた篠崎廣志さん(66)は、レポーターとして活動し、「ボランティア活動がしみ渡っているのはわかったが、女性が圧倒的に多い。私でも何かできることがあれば」と感じたそうだ。
区民の目線で自分たちの街に足りないもの、必要なことを考えて発信していく。新しい力を持った情報紙として、期待したい。
発行は年3回(3・7・11月)。無料のフリーペーパーとして、NPO活動支援センターほか公共施設で配布される。
写真上/意見を出し合う区民レポーターたち=NPO活動支援センターで
下/記念すべき第1号
制作したのは、公募で集まった区民レポーター6人。3回の養成講座を経て、年齢も立場もバラバラなメンバーが6回の会議で意見を出し合い、取材して作り上げてきた。創刊号の特集は五色桜。かつて桜の名所だった荒川土手に桜を復活させようと活動している、NPO4団体を取り上げた。
区民レポーター5人に、参加の動機や意気込みを聞いた(メンバーの1人、工藤晶子さんは取材日欠席)。
印刷業を退職した髙橋民夫さん(69)は「社会貢献だと思って。でも、もっと若い人がやらないと」と謙遜しながらも、印刷のプロとして鋭い提案をしている。「母が輝く環境づくりを目指している」という四方真美さん(27)は3歳と1歳の子の母で、会議にも子連れで参加。「人と人とが繋がることで力を作っていきたい」という。
西水晃さん(46)は企業経営のコンサルタントの仕事をする中で、元気のない中小企業を目の当たりにし、「外国人が多いので、うまくつなぐNPOを作りたい。そのために、実態を見て確かめたい」と応募した。
結婚前にフリーライターをしていた木下佳子さん(50代)は夫を亡くし、「もう1回、自分を活性化させたい」と参加。みんなで作っていく楽しさに、目覚めたという。参加できるNPO活動を探していた篠崎廣志さん(66)は、レポーターとして活動し、「ボランティア活動がしみ渡っているのはわかったが、女性が圧倒的に多い。私でも何かできることがあれば」と感じたそうだ。
区民の目線で自分たちの街に足りないもの、必要なことを考えて発信していく。新しい力を持った情報紙として、期待したい。
発行は年3回(3・7・11月)。無料のフリーペーパーとして、NPO活動支援センターほか公共施設で配布される。
写真上/意見を出し合う区民レポーターたち=NPO活動支援センターで
下/記念すべき第1号











