足立朝日

人形劇や騎馬隊も ママ・キッズ交通安全教室

掲載:2011年3月20日号
 竹の塚警察署による「ママ・キッズ交通安全教室」が3月5日(土)、足立自動車教習所(東六月町)で開かれた。
 今年、小学校に入学する子どもと保護者を対象に、楽しく遊びながら交通安全について学んでもらおうというもの。
 白バイ、パトカーの乗車記念撮影や、警視庁騎馬隊の乗馬体験などもあり、子どもたちは大喜び。同署安全協会女性部が、〝信号の妖精たち〟が信号を守る大切さを教える人形劇を上演、迫真の演技にみんな真剣に見入っていた。
 お母さんたちは、停車しているトラックの運転席に乗って、大型車の死角を体験。車体のすぐ横に子どもの人形が立っていたが、「ほとんど見えない。トラックが曲がる時には気をつけないと」と驚いていた。
 大型車は曲がる時に、前輪よりも後輪の方が内側を通過するため、歩行者が事故に遭うことがある。特に背の低い子どもは運転席から死角になり、危険が大きい。実際にトラックを走らせて、人形が左折車に巻き込まれる実験が行われ、参加者たちは安全への注意を学んだ。

写真/左折車に巻き込まれる人形=交通安全教室で