足立朝日

日頃から考えておこう非常食の味と栄養バランス 3年保存可能 ビタミンCは「乾燥野菜」で

掲載:2011年4月5日号
 東京でも震度5弱を記録した東日本大震災。大きな揺れを体験し、地震への備えを改めて進めている人は多いだろう。生きるために一番大切なのは食料。昨年8月20日号の足立朝日掲載後、反響が大きく問い合わせの多かった非常食を、改めて紹介しよう。

レスキューフードの決定版
 非常食で気になるのが、野菜不足。それを解消してくる保存食がある。
 株式会社ハンズ・フーズ・ジャパン(岐阜県羽島市)が、10年がかりで開発した「乾燥野菜」だ。今回の震災でも、被災地に入った自衛隊や医療機関などに納入され、彼らの現場での過酷な活動を支えている。
 乾燥というとフリーズドライを連想するが、製法も栄養価も全く違う。国産の無農薬、減農薬野菜を、塩・砂糖・油や添加物を一切使わない新技術「低温蒸気加熱減圧乾燥加工」を用いて、大腸菌(O‐157)を殺菌。常温で3年の保存が可能だ。
 また、ビタミンCがほとんど分解されないだけでなく、酵素作用でアミノ酸の一種ギャバ・アラニンが増加し、栄養価がアップしたという。一時期、野菜は乾燥させると味が濃くなり栄養価も増すと話題になり、自宅での乾燥野菜の作り方が注目されたが、それと同じ。
 1人用の1パックに、ヤーコン、大根、人参、玉ねぎ、ブロッコリー、トマトの6種類が入っている。香りや風味、食感もしっかりあるので、そのまま食べてもよし。30分~1時間水につければ70%戻るので、スープや料理にしてもよし。災害時メニュー(4・5面で紹介)に加えれば、おいしくて栄養バランスの取れた非常食が、簡単に作れる。


ご要望に応え購入受け付けます
 小売店では扱っていない「乾燥野菜」を、特別に足立朝日で販売受け付けします。
 1袋10個入り3150円を割引価格2940円でご提供。お住まいの地域の朝日新聞販売店ASAから、直接ご自宅(足立区内のみ)に、代金引換でお届けします。
【価格】1袋(10パック入り)2940円(税込)
【申込み方法】FAXかメールで、〈乾燥野菜購入希望〉、袋数、〒、ご住所、お名前、電話番号を書いて送信してください。
【申込み先】足立朝日編集部
※申し込みは終了しました
【締切】4月15日(金)必着
【お届け日】4月下旬頃
【商品についての問合せ】
TEL058・322・7097ハンズ・フーズ・ジャパン

写真上/1パック(1人用)の中には、6種類の野菜。お皿の乾燥野菜は水で戻したもの。シャキシャキした歯ごたえもある
写真下/3年保存可能 ビタミンCは「乾燥野菜」で