呉服店㈱夢工芸 染の新井(西新井6―46―8)に展示されている石の彫刻が、お客さんたちの気持ちを和らげるのに一役買っている。同店はこれまでも様々な絵画展などを開催。昨年は専属の友禅作家・小守脩氏が「奥の細道」の貝合せ22組を描き上げ、話題となった。
今、開いているのは茨城県石岡市在住の彫刻家・鶴見修作氏の石彫作品展。新井重男社長とは20年の付き合いという。
作品は「しあわせ」「ささやき」など8点。自然な形の石の表面に彫られたまろやかな顔は、どれも愛嬌があり、見る者を和ませてくれる。「大病をしたお客さんが、これを見て気持ちがやわらいだとおっしゃっていた」と新井社長。癒されに出かけてみてはいかが。
お店の入り口に展示してあるので、買い物をしなくても、気軽に入って見ることができる。
《鶴見修作石彫展》【日時】5月末までの午前10時~午後7時。水曜定休
【交通】日暮里・舎人ライナー「西新井大師西駅」徒歩5分、はるかぜ(区役所~西新井駅東口~都市農業公園)「水野病院前」すぐ
【問合せ】TEL3854・2777染の新井
写真上/やさしい石の彫刻にホッと一息
下/採取した桜花を、ビール会社に送る作業をする成田会長=成田酒店で











