足立朝日

荒川ビジターセンター 「わんど絵図」完成! 建築画家・大淵澄夫さんと共同制作

掲載:2011年4月20日号
 千住新橋そばの「学びピア21」3階にある荒川ビジターセンターが、千住東在住の建築画家・大淵澄夫さんと協力して荒川千住新橋緑地にある「わんど」を中心とした紹介マップ「わんど絵図」を作成、3月から訪れた親子らに配布している。
 「わんど広場」は、区と建設省が平成3年から共同し、「自然復元を図る区域の第1号モデル」として多自然型護岸の整備を行い千住新橋緑地左岸に造られた。その中で、川岸にできた大きな水たまりを「わんど」と呼び、そこは昆虫や魚たちの住処(すみか)や産卵の場所になっている。
 そんな「わんど」が区内にあることを知る人は少ない。そこで「もっとわんどについて子供たちに知ってもらいたい」と荒川ビジターセンターが大淵さんに、わんどを紹介するマップの絵を依頼。周辺に生息する鳥や魚、植物が描かれた楽しいマップが完成した。
 「わんど絵図」は、荒川ビジターセンター窓口でいつでももらうことができる。5月15日(日)午前10時~正午まで行われるイベント「川あるき」では、わんど広場を歩く。解説員も同行するので、この機会に「わんど絵図」を持ってぜひ参加してみては。
※現在、荒川ビジターセンターは、節電協力のため館内利用を休止しているが、屋外での自然体験プログラムは実施中。
【問合せ】TEL5813・3753荒川ビジターセンター

写真/「わんど絵図」片手に、わんど広場へ探検に出かけよう!