足立朝日

チビッ子たちが力闘 わんぱく相撲足立区大会

掲載:2011年6月5日号
 第35回わんぱく相撲足立区大会(後藤昭仁会長)が5月22日(日)、千寿常東小学校体育館で開かれた。
 足立区ではこれまで区相撲連盟主催で、千住スポーツ公園土俵で行われてきた。同連盟の休会を受け、今年(財)東京青年会議所足立区委員会が主体となって、わんぱく相撲足立区大会実行委員会(榎本二実子実行委員長)を発足、引き継いだ。
 一時は震災の影響で開催が危ぶまれたが、「あきらめない気持ちを自ら示そう」と後藤会長が先頭に立ち、全国大会のスローガン「自分への挑戦!~あきらめない心と思いやり~」を実行。体育館のマット土俵で、小学1年~6年生の96人が熱戦を繰り広げた。
 5年生優勝の二本柳亘(にほんやなぎわたる)くん(綾瀬小)は、昨年都選抜チームとして出場した全国大会で4位。「次の目標は1位。将来は相撲の道に進みたい」と意欲を語った。
 4~6年の1位は6月25日(土)、あらかわ遊園で開かれる都大会に出場、団体戦と個人戦を戦う。また、今年から女子の部が新設され、2人が初の都大会出場となる。
 都大会上位3チームと選抜1チームが、7月31日(日)に両国国技館の全国大会に出場する。都大会、全国大会はともに青年会議所主催。
 優勝は次の通り。( )内は学校名。
【男子】▼1年=大上駿(弥生)▼2年=本多真人(弘道)▼3年=井澤健太(弘道)▼4年=小池颯太(西新井)▼5年=二本柳亘(綾瀬)▼6年=下谷丈(千寿)
【女子】▼2年=高橋彩花(桜)▼3年=岸野真彩(西新井)▼4年=ダルシグ・ニコル・アラノ(西新井)▼5年=青野なぎさ(常東)

写真/入賞者の子どもたちと後藤会長(後列左)=千寿常東小体育館で