千寿桜堤中学校2年生の山田樹貴君、宮田健矢君、伊藤雄太君、寺嶋祐里乃さんが7月8日(金)、職場体験の一環として足立朝日新聞で記者体験をした。
初めての取材で近藤やよい区長を目の前にして、4人は緊張気味。節電で蛍光灯が間引きされ、薄暗い区長室で業務に向う近藤区長に、「足立区の節電の取り組み」(山田)、「ビューティフル・ウインドウズ運動の成果」(宮田)、「足立区の耐震化の状況」(伊藤)、「足立区の放射線対策」(寺嶋)などの質問をした。区長は以下の回答。
「15%削減を掲げているが、16~17%を目指し、庁舎では各階に節電リーダーを置いて活動。本庁舎の節電データはホームページを参照」「昨年はワースト1を脱却。防犯・美化運動など別々の活動が、この運動のもとにまとまり、相乗効果が表れていることが収穫」「足立区の小中学校は、体育館を含めて耐震化を終えているので、避難所としても安全。旧耐震基準の民家に対して、建て替えなどの助成があることを区民に広めていきたい」「区民が安心して暮らせるよう、放射線数値を毎日測定。ホームページや広報紙号外でも詳細を明記しているので参照を」
さらに区長は、「風評に惑わされずに、自分の目で確かめ、それが本当であるかどうかを確かめることの大切さ」を強調した。
続いて4人は、足立区議会の吉岡茂議長を足立朝日新聞記者が取材(7/5号「人」掲載)する現場をじっくりと観察。それぞれデジカメでの撮影や、一問一答も体験。吉岡議長から職務の大変さと魅力を聴き取った4人は、議員職に興味津々。「議員になりたい?」との質問に、山田記者は「はい!」と即答した。
最後は、元西新井第一小学校校長で、現在、学校安全教育研究所事務局長・鎌倉女子大学講師の矢萩惠一氏を取材(10月5日号「人」欄掲載予定)。4人は、その仕事内容始め、「脳の前頭葉がどのように働くか」を解説する矢萩氏の話に、学校安全教育の領域の広さを理解し、内容に引き込まれた。さらに、「自分で考え、身の回りのできることから自分で行動する人間になってほしい」とのアドバイスに、力強くうなずいた。
3人のプロフェッショナルな大人に対峙した豆記者たちは、「緊張したが、未知の世界を知ることができて楽しかった」と成果を語った。
写真上/区長を囲む(左から)伊藤君、山田君、宮田君、寺嶋さん
中/吉岡議長に注目する豆記者たち
下/矢萩氏の解説を必死でメモ

「15%削減を掲げているが、16~17%を目指し、庁舎では各階に節電リーダーを置いて活動。本庁舎の節電データはホームページを参照」「昨年はワースト1を脱却。防犯・美化運動など別々の活動が、この運動のもとにまとまり、相乗効果が表れていることが収穫」「足立区の小中学校は、体育館を含めて耐震化を終えているので、避難所としても安全。旧耐震基準の民家に対して、建て替えなどの助成があることを区民に広めていきたい」「区民が安心して暮らせるよう、放射線数値を毎日測定。ホームページや広報紙号外でも詳細を明記しているので参照を」
さらに区長は、「風評に惑わされずに、自分の目で確かめ、それが本当であるかどうかを確かめることの大切さ」を強調した。


3人のプロフェッショナルな大人に対峙した豆記者たちは、「緊張したが、未知の世界を知ることができて楽しかった」と成果を語った。
写真上/区長を囲む(左から)伊藤君、山田君、宮田君、寺嶋さん
中/吉岡議長に注目する豆記者たち
下/矢萩氏の解説を必死でメモ