新年、2012年、平成24年が明けた。昨年のこの欄で「今年は、どんな年になるのか、またどんな年にしたいのか、読者の皆さんもお考えのことと思う」と書いたが、そんな一年の計や思いをいきなり吹き飛ばしたのが、忘れもしない3月11日の東日本大震災だった。その後の私たちの言動や行動がこの「3・11」に〝規定〟されていた、と言っても過言ではない。
多くの人が「人間のおごり」や「自然のすさまじさ」を実感し、「自然との共生」「生活スタイルの見直し」を考え「人生観を見直した」という人も多かった。
さて、今年は? と聞かれて、「偉そうなこと」を言える身でもないので、私が最近最も感動した言葉を紹介したい。「涙を勝利に、絶望を決意に、恐れを不屈の精神に変えるために結束しよう」(ノーベル平和賞を受けたリベリアの女性平和活動家、リーマ・ボウィーさん)。平和運動の闘士の言葉なのだが、津波、原発事故という絶望的な状況の中でも、被災者の皆さんが「不屈の精神」で「涙を勝利に」変えてほしい、と切に願う年頭である。(編集長)
多くの人が「人間のおごり」や「自然のすさまじさ」を実感し、「自然との共生」「生活スタイルの見直し」を考え「人生観を見直した」という人も多かった。
さて、今年は? と聞かれて、「偉そうなこと」を言える身でもないので、私が最近最も感動した言葉を紹介したい。「涙を勝利に、絶望を決意に、恐れを不屈の精神に変えるために結束しよう」(ノーベル平和賞を受けたリベリアの女性平和活動家、リーマ・ボウィーさん)。平和運動の闘士の言葉なのだが、津波、原発事故という絶望的な状況の中でも、被災者の皆さんが「不屈の精神」で「涙を勝利に」変えてほしい、と切に願う年頭である。(編集長)