足立朝日

足立3Rフェア2005

掲載:2005年10月20日号


 9月28日、ギャラクシティで、あだち3Rフェア2005(あだちリサイクル協会・足立区主催)が開催された。第1部はKIRAKIRAのミニコンサート。西新井第一、第二小学校の41人が、KIRAKIRAと一緒に4曲目の「ファイト」を歌った。第2部は「ニュースの職人」と自らを名乗るジャーナリスト、鳥越俊太郎さんが「今、あなたに求める地球への愛」をテーマに講演。政治についても「小泉さん人気はヨン様と同じですよ」と一蹴した。
 「要らない空港や施設をたくさん作った挙句、借金は現在約800兆円。国民一人当たり550万円。ツケは消費税や税金でみんなから搾り取る。来年の9月、小泉さんがいなくなったら税金を15%まで上げると言ってますよ。次の首相は大変ですね」と警鐘を鳴らす。
環境問題については「ノーベルがダイナマイトを発明してから、地球は壊され続けた。文明を発展させる原動力となったが、破壊する要因にもなっている。それを忘れてはいけない」と文明を発展させるものには明と暗があることを説いた。「頭を再生しろ。地球、環境との共生のために要所要所で考えて実行する。誰かがやってくれるだろう、ではダメ。あなたがやりなさい」と一喝。来場した700人は鳥越さんの説得力ある講演に聞き入った。
 講演会の後、楽屋で個人的に話しを伺った。「講演会で話さなかったんだけど、学校教育から見直さなければいけないと思う。ドイツでは小学生のうちからゴミの分別をさせている。使って排泄するもの、醜いもの、汚いものを見て見ぬふりしてきた。そういった末端の処理の仕方をどうするか、という問題があるよね。日本でも学校でゴミの分別をさせるべきだ」と話した。


ゴミ問題・政治に対して熱弁をふるう
鳥越俊太郎さん