「関原地域」には4つの商店街があり、休日には地域住民らで活気づく。また、区の地域コミュニティの施設「愛恵まちづくり記念館」が、街のシンボルとして建っている。細い路地が右に左に走る街を散策するとおいしいお店をたくさん発見。今回は、関原周辺のおすすめスポットを紹介。

A昭和5年建設の歴史ある建物を利用してみよう
昭和初期にアメリカ人女性宣教師によって建てられた「愛恵学園」は、約60年にわたり乳幼児を預かるナースリー・スクールや、医師による乳幼児の健康相談会など社会福祉事業を行ってきた。時代の流れにより、その役割を終えた「愛恵学園」の功績を残すとともに、関原地区のシンボルにしようと区が買収し、整備改修をして約18年前に誕生したのが「愛恵まちづくり記念館」(関原1‐21‐9、TEL3889・7520)だ。
記念館は木造2階建ての洋風の建物で、1階は会議室、2階は会議室と談話室、相談室などがある。利用料金は、1時間500円~で、時間によって金額が異なる。談話室は貸し切り利用がない場合には、午後5時まで無料見学できるので、ぜひ歴史を感じに訪れてみては!
また、区の街づくり事業などで作業の継続が困難になった方に、快適な作業空間を提供するため足立区まちづくり工房館が隣接されている。
【交通】「西新井駅」から東武バス「北千住駅」行きで「西新井橋」下車徒歩約3分
B幅広い世代に親しまれるラーメン
尾竹橋通り沿いに約3年前にオープンしたのが「中華蕎麦 無地」(関原2‐48‐14、TEL3852・5031)だ。
同店は、昔ながらの中華風のラーメンだが、どこか新しい〝本物志向の中華蕎麦〟 がうたい文句。油コテコテでも、ガッツリ系でもないバランスの良いラーメンなので、幅広い世代の人に親しまれている。スープは魚介豚骨、材料もなるべく国産の物を使用。きれいな店内でのちょっとした心遣いも嬉しい。
細麺の中華蕎麦は650円、太麺のつけ蕎麦は700円。辛いもの好きの人にオススメなのが「麻辣麺(激辛まぜ蕎麦)」。中国山椒を使い、「ピリピリ」とした辛さと「ヒー」という辛さがうまくマッチしたクセになるおいしさ。その他、季節限定では盛岡冷麺も食べられるので、こちらもチェックしてみては。
【営業時間】午前11時半~午後3時、午後7時~10時(土・日・祝は6時~9時)、月曜(祝日の場合は翌日)・第3火曜定休
※スープ切れの場合は、その時点で終了。HP
【交通】「西新井駅」から東武バス「北千住駅」行きで「本木二丁目」下車すぐ
C「あったらいいな」が詰まったお店
今年4月、アリオ西新井の脇にオシャレなスイーツ&バー「lien(リアン)」(関原3‐50‐10、TEL3880・8988)がオープン。マスターの「あったらいいな」という思いが詰まった注目のお店だ。
ケーキ屋というとテイクアウト(持ち帰り)のイメージが一般的だが、ここではイートイン(店内飲食)が可能。そこで思いついたのが「イートインができるならお酒や食事も提供できるようにしよう」。店内では日本酒やワインを飲みながら、チャーハンやステーキなどが楽しめる。
ケーキは、ラム酒とブランデーを使ったスッキリ系の生クリームにこだわった。ケーキを食べた後に感じる重たさがないので2つ、3つと食べてもOK。オススメは、「ガトーフレーズ(ショートケーキ)」(500円)や生クリームとカスタードが入った「シュークリーム」(250円)。また、季節限定メニューとして現在「木苺のソースを使ったレアチーズケーキ」(500円)を販売中。誕生日ケーキには、5日前までに写真を持参すればキャラデコレーションケーキ(4200円~)を予約可能。
★「足立朝日見た」で6月末まで5%オフ
【営業時間】午前11時~午前2時(イートインは0時)、水曜定休
【交通】「西新井駅」西口下車徒歩約8分
D安くて、ボリューム満点のお惣菜
関三通り商店街に「安くて、おいしくて、ボリューム満点」の3拍子が揃ったお弁当とお惣菜のお店「むさし」(関原3‐15‐1、TEL3852・9830)がある。元気なスタッフが、買い物に来たお客さんを笑顔にしてくれるお店だ。
お昼ともなれば近所の人たちがお弁当を求め大勢やって来る。本木に本店(本木2‐28‐9、TEL3889・3770)があり、関原店は約3年前にオープンした。
お店のオススメは手作りのお弁当。特に「麻婆茄子弁当」、「チンジャオロース弁当」などが人気。お弁当は全て250円だ。その他、おにぎりは常時4種類で70円~。焼き魚は200円~と、全商品がリーズナブル。メニューも豊富なので、お昼の混雑も納得。その他、高齢な方が多い地域ということで、草もちやタルトなど、お茶菓子も一緒に販売している。
区内共通商品券が使えるほか、お店のポイントカードもあり、300円で1つ、50個貯めると1000円分になる。
【営業時間】午前9時~午後5時、日・祝定休
【交通】「西新井駅」西口下車徒歩約10分
Eお茶の楽しみ方、教えます
毎秋、A-Festaの会場で「お茶の詰め放題」を行っているお店が関三通り商店街の中ほどにある「茶匠おくむら園」(関原3‐15‐1、TEL3886・2863)だ。
同店では、店舗奥に「喫茶部 遊葉茶房」という名前の喫茶スペースがある。そこではお茶を楽しく飲んでもらおうと毎月「たのしい日本茶講座」を開催している。日本茶インストラクター・茶審査技術七段の奥村静二店主(53)がお茶の入れ方から効能までを楽しく教えてくれる。
また、資格者向けの上級コースもあるので自分に合ったクラスを選択可能。その講座で、奥村店主に教えてもらい資格をとった人たちは50人以上もいる。講座は1回完結型なので、いつ始めてもOK。昼と夜の時間があり、費用は1人2000円。また、店舗に併設された喫茶店での講座ということで、講座帰りにその日に習ったお茶を購入する人も多い。
店舗では、量り売りをしているため自分の好みに合ったブレンド茶を購入可能。最近は桜の香りがするお茶など季節感のあるものも人気。同店はあだち食の健康応援店、区内共通商品券、子育てパスポート、あだちの街のポイントカードの協賛店だ。
【営業時間】午前10時半~午後7時半、日曜定休。HP
【交通】「西新井駅」西口下車徒歩約10分
写真A/当時、この地区の子どもたちの生活改善のために建てられた
B/和の雰囲気の店構え
C/様々なケーキがある
D/ずらりと並ぶお弁当
E/奥村店主(左)からお茶について学ぶ参加者の皆さん


昭和初期にアメリカ人女性宣教師によって建てられた「愛恵学園」は、約60年にわたり乳幼児を預かるナースリー・スクールや、医師による乳幼児の健康相談会など社会福祉事業を行ってきた。時代の流れにより、その役割を終えた「愛恵学園」の功績を残すとともに、関原地区のシンボルにしようと区が買収し、整備改修をして約18年前に誕生したのが「愛恵まちづくり記念館」(関原1‐21‐9、TEL3889・7520)だ。
記念館は木造2階建ての洋風の建物で、1階は会議室、2階は会議室と談話室、相談室などがある。利用料金は、1時間500円~で、時間によって金額が異なる。談話室は貸し切り利用がない場合には、午後5時まで無料見学できるので、ぜひ歴史を感じに訪れてみては!
また、区の街づくり事業などで作業の継続が困難になった方に、快適な作業空間を提供するため足立区まちづくり工房館が隣接されている。
【交通】「西新井駅」から東武バス「北千住駅」行きで「西新井橋」下車徒歩約3分

尾竹橋通り沿いに約3年前にオープンしたのが「中華蕎麦 無地」(関原2‐48‐14、TEL3852・5031)だ。
同店は、昔ながらの中華風のラーメンだが、どこか新しい〝本物志向の中華蕎麦〟 がうたい文句。油コテコテでも、ガッツリ系でもないバランスの良いラーメンなので、幅広い世代の人に親しまれている。スープは魚介豚骨、材料もなるべく国産の物を使用。きれいな店内でのちょっとした心遣いも嬉しい。
細麺の中華蕎麦は650円、太麺のつけ蕎麦は700円。辛いもの好きの人にオススメなのが「麻辣麺(激辛まぜ蕎麦)」。中国山椒を使い、「ピリピリ」とした辛さと「ヒー」という辛さがうまくマッチしたクセになるおいしさ。その他、季節限定では盛岡冷麺も食べられるので、こちらもチェックしてみては。
【営業時間】午前11時半~午後3時、午後7時~10時(土・日・祝は6時~9時)、月曜(祝日の場合は翌日)・第3火曜定休
※スープ切れの場合は、その時点で終了。HP
【交通】「西新井駅」から東武バス「北千住駅」行きで「本木二丁目」下車すぐ

今年4月、アリオ西新井の脇にオシャレなスイーツ&バー「lien(リアン)」(関原3‐50‐10、TEL3880・8988)がオープン。マスターの「あったらいいな」という思いが詰まった注目のお店だ。
ケーキ屋というとテイクアウト(持ち帰り)のイメージが一般的だが、ここではイートイン(店内飲食)が可能。そこで思いついたのが「イートインができるならお酒や食事も提供できるようにしよう」。店内では日本酒やワインを飲みながら、チャーハンやステーキなどが楽しめる。
ケーキは、ラム酒とブランデーを使ったスッキリ系の生クリームにこだわった。ケーキを食べた後に感じる重たさがないので2つ、3つと食べてもOK。オススメは、「ガトーフレーズ(ショートケーキ)」(500円)や生クリームとカスタードが入った「シュークリーム」(250円)。また、季節限定メニューとして現在「木苺のソースを使ったレアチーズケーキ」(500円)を販売中。誕生日ケーキには、5日前までに写真を持参すればキャラデコレーションケーキ(4200円~)を予約可能。
★「足立朝日見た」で6月末まで5%オフ
【営業時間】午前11時~午前2時(イートインは0時)、水曜定休
【交通】「西新井駅」西口下車徒歩約8分

関三通り商店街に「安くて、おいしくて、ボリューム満点」の3拍子が揃ったお弁当とお惣菜のお店「むさし」(関原3‐15‐1、TEL3852・9830)がある。元気なスタッフが、買い物に来たお客さんを笑顔にしてくれるお店だ。
お昼ともなれば近所の人たちがお弁当を求め大勢やって来る。本木に本店(本木2‐28‐9、TEL3889・3770)があり、関原店は約3年前にオープンした。
お店のオススメは手作りのお弁当。特に「麻婆茄子弁当」、「チンジャオロース弁当」などが人気。お弁当は全て250円だ。その他、おにぎりは常時4種類で70円~。焼き魚は200円~と、全商品がリーズナブル。メニューも豊富なので、お昼の混雑も納得。その他、高齢な方が多い地域ということで、草もちやタルトなど、お茶菓子も一緒に販売している。
区内共通商品券が使えるほか、お店のポイントカードもあり、300円で1つ、50個貯めると1000円分になる。
【営業時間】午前9時~午後5時、日・祝定休
【交通】「西新井駅」西口下車徒歩約10分

毎秋、A-Festaの会場で「お茶の詰め放題」を行っているお店が関三通り商店街の中ほどにある「茶匠おくむら園」(関原3‐15‐1、TEL3886・2863)だ。
同店では、店舗奥に「喫茶部 遊葉茶房」という名前の喫茶スペースがある。そこではお茶を楽しく飲んでもらおうと毎月「たのしい日本茶講座」を開催している。日本茶インストラクター・茶審査技術七段の奥村静二店主(53)がお茶の入れ方から効能までを楽しく教えてくれる。
また、資格者向けの上級コースもあるので自分に合ったクラスを選択可能。その講座で、奥村店主に教えてもらい資格をとった人たちは50人以上もいる。講座は1回完結型なので、いつ始めてもOK。昼と夜の時間があり、費用は1人2000円。また、店舗に併設された喫茶店での講座ということで、講座帰りにその日に習ったお茶を購入する人も多い。
店舗では、量り売りをしているため自分の好みに合ったブレンド茶を購入可能。最近は桜の香りがするお茶など季節感のあるものも人気。同店はあだち食の健康応援店、区内共通商品券、子育てパスポート、あだちの街のポイントカードの協賛店だ。
【営業時間】午前10時半~午後7時半、日曜定休。HP
【交通】「西新井駅」西口下車徒歩約10分
写真A/当時、この地区の子どもたちの生活改善のために建てられた
B/和の雰囲気の店構え
C/様々なケーキがある
D/ずらりと並ぶお弁当
E/奥村店主(左)からお茶について学ぶ参加者の皆さん