足立朝日

区商振連新理事長に足立義夫氏 田中武夫氏勇退、30年ぶりに交代

掲載:2012年6月5日号
 5月28日(月)、足立区商店街振興組合連合会の第43回定期総会が、綾瀬駅前にある東京マリアージュで開かれ、第4代理事長に綾瀬五丁目商店街理事長の足立義夫氏(74)を選出した。昭和57年(1982年)以来、15期30年に渡って理事長を務めてきた東和銀座商店街(アモール東和)理事長の田中武夫氏(80)は勇退した。また、田中氏と二人三脚で同区商連副理事長を務めてきた青井兵和通り商店街理事長の柿沼貫太郎氏(78)、専務理事の瀬戸輝夫氏(78)も勇退した。
 新理事長になった足立義夫氏は「よちよち歩きになるが、新しい企画も考えて、何とか商店街全体の存続・発展に力を注ぎたい」と抱負を語った。
 これにより、30年続いた区商連の〝田中・柿沼体制〟は終了する。日本経済の長期にわたる低迷に加え、区内には中・大型のスーパー出店が相次いでおり、商店主の高齢化も進んでいるため、新しい「足立執行部」にも課題が多い。
 新執行部の顔ぶれは、次の通り(敬称略。順不同。カッコ内は所属商店街名)。
▼理事長=足立義夫(綾瀬五丁目商店街)
▼副理事長(7人)=遠藤章(千住旭町商店街)、宗像宋次(北千住駅西口美観商店街)、加藤彰久(北千住昭和会)、山屋昭夫(六木団地商店街)、鈴木義雄(花保商店会)、佃幸二郎(梅田一丁目商店街)、戸苅建作(大師銀座商店街)

写真/挨拶する足立新理事長。後列は新執行部=東京マリアージュで